真夜中の覇者 8/9
「それで隣の男の俺が見ても
惚れそうな位の男はだれだい？」
「私の愛しの旦那様だよー」
「おぅいいの捕まえたな」
「ふふんでしょ♪」
カッコいいし優しいしﾎﾝﾄ
ｶｰﾀﾞって完璧だよね（惚気
ﾄﾐｰの話しを聞くにﾄﾐｰは結婚してないらしい
彼曰く「独身貴族様々だよ」らしい
「それで何で彼が
ﾊﾞﾝﾊﾟﾆｰｽﾞだって知ってんの？」
「おう因みにお前もﾊﾞﾝﾊﾟｲｱだろ？
俺の情報網なめんなよ☆」
こえぇええええええﾄﾐｰ
てかどんな情報網してんだよ
「まぁ気にするな
俺はお前と再会出来て嬉しいぜ」
「あぁ…うん私もだけど…」
本当は会いに来るつもりなかった
とか言ったら怒るかな…？
「てかそう言えば私達
朝日が出る前に次の街行かないと
行けないからﾄﾐｰばいば「おぃおぃ待てよ
俺様がお前の為に特別な物
用意してやったんだありがたく思えよ」
あー何くれるんだろ（貰う気満々
「ほれこれだ」
ﾀﾗﾗﾗｯﾂﾀﾗｰ 網（あみ）
「って網？」
「おうこれポケットの中に
入るサイズだからな入れとけよ」
わーこれあれか精霊の湖で使えってか（←
「…まぁありがたく受け取っておくよ」
ちょい胡散臭いけど
「まぁそれは俺は用意した
だけだがな（笑）
×××ちゃんって子に頼まれてよー」
何故×××とﾄﾐｰが知り合いなんだ
まぁいいどうせﾄﾐｰは
言う気なんてないだろ…絶対
「さてﾄﾐｰまた御別れだ
もう合わないだろうけど元気で」
「ﾁｯつまんねぇ奴…
精いっぱい生きろよ」
「勿論そのつもり」
それだけ言って
固い握手をした
例え運命が私から人生を奪おうとも
この私からは心を奪えない
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