真夜中の覇者 7/9





私達はこの街に居る必要性は
無いし私達も街を出ようと
歩き始めた所だった

ふと何かこっちに
向かって来る感覚があったから
腰にある短剣に手を伸ばして構えた

「ハッまさか俺の気配を
感じられるなんてな
流石…俺のラナだ」

…俺のって私は強いて言うなら
カーダのじゃぼけ!!(←
隣のカーダが怖いのは気にしないぞ☆

「ってかトミーを離せスティーブ」

「ハッ嫌だね」

「ラナ−助けてくれよ」

トミー老けたな(←
うんこんなトミーとの再会嫌…
まぁ再会するつもりなかったけど

「スティーブ良くトミー見つけたね
そっちの方が感動するよ」

「ハン俺様を舐めんなよ」

うむスティーブは舐めたくない
ファンの人とかは舐めたいん
じゃないかな?(違

「うんとりあえず
スティーブの言い分を聞こうかな?」

何かしらやりたくて
私の元にスティーブは来たんだろうし…

「俺は…お前を取り戻しに来た
お前が俺と一緒に来たらこいつは
見逃してやらねぇ訳じゃねぇ」

ってスティーブ未だに
私に執着してた訳?私モテモテだな(←
しかしながら

「トミー君は何時まで遊んでるつもりだい?」

その瞬間スティーブに持ち上げられていた
トミーが何だか分かんないスプレーを
スティーブに噴きかけた

「うっ」

うんありきたり過ぎだけど
効いたみたいでスティーブはその場に膝をついた
その瞬間にトミーがこっちに逃げて私の後ろに隠れた

「いやいやーラナ
彼から君がこの街に来てるって聞いてね
探すのも面倒だから連れてきて貰ったんだよ」

まぁトミーは呑気な物だ
多分バンパニーズを運び役に
使うなんてトミー位だろ…

「ちくしょう…何を掛けやがった…」

「いやぁ君達は嗅覚がいいんだろう?
倒れそうな位嫌な匂いの液体が
入ったスプレーだっただけの事さ」

うぐっ…こっちまで匂ってきてるし…
スティーブも倒れそうだけど
根性だけで何とか意識を
保ってる状態っぽい

「ハハッそれを消す薬は無いからね
洗い落すしかないよ」

トミーって怖いよねー

「チッ…お前今に見てろ…」

「おぅ因みに
俺ん家の狙撃対策は万全だからな…
悪いが…死ぬぞ?」

えっ死ぬレベルとかトミー絶対最強じゃん
私達よりもトミーのが最強とか…

スティーブよ…
何だっけ私達のどちらか
が死んだ場合なる筈の何だっけか
悪の物体より強そうだ
覇者はトミーに決まりだよ、うん

スティーブは険しい顔をしながら
捨て台詞も吐かずに走り去って行った




- 118 -


【BACK】


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -