真夜中の覇者 5/9
とりあえず必要な荷物を持って
サーカスを出た私たちは森の中を歩いていた
ハーキャットには少ししたら
迎えに行くってだけ
言って出てきた
「って何も計画も立てずに
出てきちゃったよorz」
「えっラナ、
予定無しに手紙置いて出た訳?^^」
えっとカーダの笑顔が怖いんだけど…
うんまぁ仕方ないよね☆
「うん、でも…まぁいいや…
折角だからラーテンの所に行かない?」
まぁ原作では本来ラーテンの街に
行く筈だから今から行く場所と
してはBestなんだと思う
「…うんまぁいいか…
二人がどうしてるかも気になるしね…」
うんカーダも納得してくれてよかった
まぁあのままだったらこの原作沿いとか
言う連載がオリジナル方向まっしぐら☆
って言ってももうまっしぐらな所まで
来ちゃってるんだけどねー(笑
「ラーテンの街までの道のりは
分かるから大丈夫だよ」
嬉しい事にここからラーテン達が
居る街はかなり近場にあったりする
「でもなぁ…ラーテンもそろそろ
あの街を出ないと…」
運命から逃れるにはそれしかない…と思う
「とりあえず急がないと…
カーダ少し走るけど大丈夫?」
こっから走れば夜明けまでに
街まで着くと思う
「うん大丈夫だよ」
カーダの言葉を聞いた瞬間
先導する為に前に出て走り始めた
そして朝日が出る数十分前
何とか私たちは街の宿に
入って夜明けと共に眠りについた
- 116 -
← →
【BACK】