黄昏のハンター 8/17





部屋に戻ろうとした所
走り回っていたバンパイアに
話しかけられた
どうも話しによれば

タイニーがバンパイアマウンテンに
やってきたみたいで
全員が収集されてるらしい

ちっもうそんな時系列か…
ん…そういえば
ラーテン居ないんだけど
どうなるんだろ…

とりあえず

「ダレンどうしようか…」

一人にするのも心配だし

「僕も行く!!」

「うんそうだね折角だしね」

どうせタイニーの事だ
もう大体の事は知ってるんだろう

ダレンを抱いて広間に入った
瞬間全ての広間に居た
バンパイア達の目が私達に集中した

「久しぶりだなラナ・シャン
いや今はラナ・スモルトと呼ぶべきか」

「はぃお久しぶりですね
大体の事はお知りなんでしょうに」

「あぁ勿論だ
お前が運命を
変えた事もな!!


一瞬広間がざわっとしかけたけど
タイニーの怒りと共に広間もゆれていて
バンパイア達は全員黙った

「お怒りになっても
起こってしまった事は
仕方がありませんよ
この運命も楽しんで下さい」

「ホントに…面白くない奴だ…」

本来は特に怒って
なかったんだろう
広間もゆれるのをやめた

「まぁいい本題を言おう
先程話した通りバンパニーズ大王に
血が注ぎ込まれた」

広間中のバンパイア達が険しい顔をする

「しかし…この先、13ヶ月の間に3回
選ばれしバンパイア達がバンパニーズ大王と
巡り会うことになる…(以下略」

その後の話が以下略とか
眠いとか打つの面倒くさいとか
そんなんじゃないんだからn(殴


ふと意識を戻したら
思いもよらない言葉を耳にした
うん耳に入った

「これから4名の
バンパイアハンターの名前を言う」

4人とか
何か出血大サービス
だねとか素直に思った

って言うか原作と違う
とか犯罪だ!!

そんな事を思ってる間にも
淡々とタイニーは話を進めていく

「しかし4人と言えど
大切なのは3人のみ
2人は途中で抜けて
しまっても構わない」

広間の空気は
もう飽和状態で
タイニーが誰を指名するか
全員が耳を立てている

「して、その4人とは……?」

ほとんど空気状態だった
パリス元帥が緊張した声で聞いた

「選ばれし物は…
スモルト一家とサイラッシュだ」

よく分かってないダレン
が「僕達?」とか言って
腕の中で少し動いた




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