ﾊﾞﾝﾊﾟｲｱの運命 4/8
とりあえずｶｰﾀﾞの叙任式が
数日後に迫ってるみたいで
ｶｰﾀﾞは渋々準備に出て行った
「それでﾗｰﾃﾝ
私達が居なかった間
何かあった？」
「あぁまぁお前達が居なくなって
衛兵達に話を聞いて探しに行った時
お前の靴が永久の航海の間の近くに
水を少し被って落ちていたのでな
流されていたのは分かっていたからな
一様捜索隊を出していたのだが…」
「見つからなかったと？」
一様探しに来てくれてたのか…
「あぁ…我が輩も心配で…
お前達が辿り着いた日も
探索に出ていた…」
ﾗｰﾃﾝの顔を見たら
凄い優しい顔をしてて
改めて師匠なんだなー
って再確認した
「ﾌﾌ…探してくれてありがとう
ｶｰﾀﾞは何とか間に合ったのかな？」
「あぁ後数日あるんだ
準備には十分だろう」
「そっか良かった…」
ｶｰﾀﾞには本当に迷惑を
かけちゃったと思う
って言うかﾎﾝﾄｶｰﾀﾞは
行動からして男前だよね
「ぁそうだﾗｰﾃﾝ」
「ん？何だ？」
「私ちょっと
水浴びしてくるから」
ﾅﾁｭﾗﾙに部屋から出ようと
した瞬間部屋の前に居た
ｴﾗに捕まった
「ぁｴﾗおはよう」
「ﾗﾅ…貴女…
寝てなきゃ駄目じゃない」
「うっ…でも何か
体がﾍﾞﾀﾍﾞﾀして気持ち悪い」
「仕方ないわ
私も付いてくから…
ﾗｰﾃﾝ貴方は見張りしてちょうだい」
「わっ我が輩がか…？」
尻に敷かれてる
ﾗｰﾃﾝを不憫な目で
観てたら
ﾗｰﾃﾝにどつかれた
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