バンパイアの運命 2/8





うん、これが
空を飛ぶ気分か…
ってそんな事を考えて
る場合じゃない

落ち方を気をつけないと
それだけで死ぬ…

…どうかカーダも落ち方
成功しますように

何とか体制を立て直して
垂直に足から落ちた

岸に向かって
泳ごうと思ったけど
結構がんばっても岸につけない

少し流された頃カーダが
後ろから泳いできて
岸に連れてってくれた

「寒っ…」

「ラナ、服を脱ぐんだ…」

カーダナチュラルにエロいwww

健全なサイトだけど
フフフ…脱ぐよ☆

だって脱がなきゃ凍死するし
何とか脱いでカーダと
協力しながら森に向かう

その時遠くに見えた狼が
こっちに寄って来てわふわふ
して来た

「ルディ、ストリークを呼んできて?」

屈んでルディに話しかけたら
ルディは了解したみたいで

一回吠えたら
ストリークが走って来て
わふわふして来た

「ストリーク寒いから…温めて?」

ストリークは了解したみたいで
他の女の狼達を呼んでくれて
私達を温めてくれた

なんとか体が温まって来た頃

ストリークが森に入るぞ的な感じで
足を甘噛して来たから
それに従って森に入った

「服は…まだ乾きそうにないね」

「あぁ…」

とりあえず言えば
今私はブラと下着だけで
カーダは腰に服を巻いてるだけだ

「カーダ体に傷
いっぱいついちゃったね…」

ついでにカーダの体を
ぺたぺた触る

ただ触りたいとか
そんなんじゃないんだからね!!

「…ラナこそ
こんなに傷が増えちゃって…」

自分の体を見たら
確かに傷や痣が沢山あった

「でも」

その瞬間カーダの手が
私の顔を挟んだ

「でも?」

「顔は傷ついてなくて
よかった…
まぁ傷ついたとしても
俺が貰うからいいけどね^^」

カーダァアアアアア/////////
恰好良すぎるっつ…!!

その瞬間思いっきり
カーダに抱きついた



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