バンパイアの試練 2/7





とりあえず
現在の状況を説明しよう☆

私を囲んだバンパニーズの軍団に
隣で苦笑いしているカーダ

私は乗り込みに
無事?成功した訳だ

「それで嬢ちゃんの
話をまともに聞けと?」

鼻で笑いながら
凄いがん飛ばして来て
怖いんだけど…

「私の言うことが
信じられないんだったら
カーダの言う事はどう?」

とりあえず一通り
この人達に私の事を
話したけど
全くもって
信じてないようだ

まぁここですぐ
信じられても
逆に怖いけど

「カーダの話しなら…
まぁ信じてやらねぇ
事もねぇが…」

やっぱりカーダは
一目置かれてる
まぁ提案からこぎつけたのは
カーダだしね

「それじゃぁ
私とカーダが血の混入して
記憶をそっちに持ってって
貰ってカーダが信じれば
信じてくれる訳ね」

「そうだな…
分かったカーダが
確信すれば俺らも
信じてやろう」

とりあえずカーダに
了承をとったら

「俺はラナを
元々信じてるから
それを確かめるのと
ラナの事を
もっと知りたいから
勿論いいよ」

って笑顔で答えてくれた
うんカッコいい

とりあえずカーダの爪で
手を傷つけてもらって
ラーテンに血を入れて
貰った時と同じようにした

意識的に死ぬ前の出来事
からの記憶を送り出す
少しするとカーダの映像も
流れて来て

小さい頃のカーダは
可愛かったとか
思ってたらサイラッシュによって
手を放された

「ラナの言ってる
事は確かだ…俺は
ラナの思っている
通りに行動しよう」

何とかカーダは
信じてくれたみたいだ

バンパニーズ達は
ざわざわしてたけど
何とか信じてくれて

「数十年後
楽しみにしてるぜ」

とか言って日が明ける
前に早々と去って行った
うん何か凄い気持ちいい人達だ

「ラナ血
出っぱなしだから」

その瞬間私の指は
カーダの口の中に
吸い込まれていった

その瞬間カーダが
「美味し過ぎる…」
とか言ってたのは
まぁ聞こえ
なかった事にしよう



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