ﾊﾞﾝﾊﾟｲｱ・ﾏｳﾝﾃﾝ 23/23
さて私は何故こんな所に
居るんだろうか
平均台に似た長細い台が
縦横斜めに張り巡らされていて
私は先が丸くなった長い棒を
持ってもう一人の同性のﾊﾞﾝﾊﾟｲｱ
ｴﾗ・ｾｲﾙｽﾞと対峙している
ｶｰﾀﾞやここのｹﾞｰﾑﾏｽﾀｰ
ﾊﾞﾈｽﾞ・ﾌﾞﾚｰﾝ達が
下で何かを言ってるけど
ｴﾗに集中してて全く
聞く気は無い
やっぱりｴﾗの攻撃は
すさまじい
しかし何度か見てると
法則性と苦手な体制が
ある事が分かる
その法則の中で
私はｴﾗの足に攻撃を仕掛けた
勿論その瞬間ｴﾗから
距離を離す
ｴﾗは予想外の攻撃だったのか
ひっくり返って
棒を遠くに落としてしまった
さてここからどうする物か…
とりあえず上に逃げて
どうするか考える
ここで私が勝ったとしたら
ｴﾗのﾌﾟﾗｲﾄﾞが許さない
やっぱり皆にのせられて
この勝負を受けたのが
間違いだったorz
棒が無ければ
彼女の方が私より強い
あーﾒﾝﾄﾞｸｻｲ…
とりあえずｴﾗが上に
上がって来たから
私は下に下がる
あんな上から落ちたら
流石の私でも死ぬ
((ｴﾗのあの目は
本気すぎる…))
とりあえず下に降りて
ひとつの平均台に
乗った瞬間木が
悪くなってたみたいで
私はすんなりと地面と
対面する事になった
「ﾊﾊｯまさかこんな結末で
終わるとはなﾗﾅ」
大爆笑しているﾊﾞﾈｽﾞに
苦笑いを返した
上を見るとｴﾗも意気消沈して
苦笑いしながら降りて来た
「最後は残念だったけど
いい勝負だった
今後の検討を祈るわ
ﾗﾅ・ｼｬﾝ」
ｴﾗが手を出してくれたから
有り難く握手した
その後足に木の棘が
刺さって血だらになってたのを
ｶｰﾀﾞにお姫様抱っこされて
治療室につれてかれて
手厚く治療されたのが
記憶に新しい
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