愛迷イズム | ナノ

17

ちゃんと世話をするんじゃぞ、なんて火影のじぃちゃんに言われて部屋を追い出されれば、目の前には、…オウ、さんがオレを待って、いる。…こ、怖くなんかないっ‥ってば、よ!!


 あの人に褒めて貰うため


とりあえず、家に連れては来たけど、どうしたらいいんだってば…
少し距離をおいてオウを盗み見れば、名前ねぇちゃんの机に乗って何やら見ていた


「…な、あの」

「そう警戒するな、とって喰いはせん」


少し怒ったように、そう言ってきたけど羽を大きく広げて言われても、正直威嚇にしか見えない。なんて、言えないけど


「オウってば、名前ねぇちゃんに一応会ったんだよな?」

「そりゃあ、契約主だしな」

「あのさ!あのさ!名前ねぇちゃん元気だった…?」


だって、名前ねぇちゃんってば、オレのことばっかで自分のことなあんにも書いて無いんだ。……心配だってばよ、


「もちろん、元気だったぞ」


――あぁ、やっぱり早く会いたいってば!
それまでに手裏剣の練習たくさんして、(イタズラは怒られるかもしれないけど)誉めてもらうんだってばよ!



111215

[*prev] [next#]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -