宝石とさよなら | ナノ


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核を休めようと最低限の動力以外のチャクラを機械の様にオフにし、チャクラ糸でくっつけていたパーツを地面に預けた。
入れ違いに起きだしたナマエとさっきまで自分と情報交換をしていた眼鏡女が先で話している。
マダラに対しては焼け石に水だろうが、戦力がないこの集団では野党ですら迎撃も満足に行えないだろう。
そのあたりに見つからなければマシだと話し合い火を使わず月明かりのみで過ごしているが、今のところ目立った変化はない。
全員チャクラ糸を張れるんだからある程度の範囲に張っておいたほうが良いのではないかと先ほど再度提案したものの、先ほど眼鏡女が臥せっていた時の襲撃の話をした後だった為少し考えるそぶりを見せた後アレは首を横に振った。
アレは隠密行動時には警戒心を緩めることなく移動するほうがかえって危ないと主張した。

「サソリもアカデミーで習ってない?奇襲時や隠密行動時は極力一般人程度のチャクラに抑えろって」
「オレが授業を真面目に受けてたと思うか?」
「……なるほどね、テッカンからは真面目な奴だと聞いていたんだけどなぁ!」
「静かにはしていたぜ、まあずっとババアの英才教育の方で頭はいっぱいだったがな」
おかげで毒草に詳しくなったが結局それすら木の葉のピンク髪に上を行かれてるとぶすくれたように返したサソリにチクマはなかなか人間らしい表情をするじゃないかと心の内で微笑んだ。


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