蒼井めいこ
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「そうやって音は積み重なる。世界は、琴で満たされる」


性別 男
趣味趣向 音を楽しむことだった
好物 日本食
響器 ヴァイオリン「Fridart」
開幕譜 「period」
イメージカラー 雪





人物像
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ブリュンヒルデ弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン担当。
音に愛された人間。音楽の世界の神様。体は音で出来ている。
音楽家の家に生まれ、胎児の頃から様々な音を聞き育った音楽の申し子。
「絶対音感」と世界の音を五感全てで感じる鋭敏な「共感覚」を持っている。
音を愛し、音に愛され、自身の世界を音で満たした。しかしそれ故に、生きていく中で聞こえるノイズを否応無しに感じてしまい音で満たされた心は美しい音色を求めるほどに飢え、不協和音を拒絶する。
それでも音楽の無限の可能性を信じるも、戦災地に降りた際、悲しみ、涙、憎悪などの負の音を一心に受けた彼の心もついには摩擦する。
世界は、琴で満ちている。その言葉に偽りはない。それでも、そのすべてが美しい琴とは限らない。
それが世界の真実。星の理。
その体が音で出来ていた故、世界のノイズを受け続ける皮肉な存在。
いつしか、本当に美しい音楽は自分の手でしか生み出せないと悟った彼の行動は、突拍子もなく、空想と笑われるような絵空事。
しかし、世界の真実に近づいた彼は感じてしまった。世界を調律した神様は確かに「居」たということを。
音楽の無限の可能性。その可能性の行きつく先。世界を、美しい琴で満たすこと。ノイズのない、美しい世界にすること。
それがこの物語。ただ、音楽を愛してやまないひとりの男が奏でる、星を満たすカデンツァ


SpecialCadenza
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世界は琴で満たされる(ハルモニア)
世界が最初に生み出した「音楽」。星の産声、根源の琴
それは今の人間のどの感情の羅列にも組み込まれない、究極の「音」
世界の真実に近づいた者だけが奏でることを許された、星の楽曲


―――音が聞こえる。それは星の音でもなんでもない
ただ、自分がはじめて聞いた、あの、小さな―――









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