死してなお、あなたを思う母の思い
あぁ、やってしまった
だから美術館の警備なんて嫌だって言ったのに
あのクソ狸ジジィ…
死んだならそれまでのやつだったんだろうとか思ってんだろ…
瞬殺だったよ…さすが旅団だね
でもなにも全員で乗り込んでこなくてもいいと思わない?
…主要人物に関わるとロクなことがないってことが今回のことではっきりしたよ…
何故か念の発動条件知ってるしなんなの…
まあでもテレポートのほうしか知らなかったみたいだな
…こうして死んだあとも考えることが出来るって…
なんか体がふわふわする…死ぬってこう言うことなのか…って思ったりもするけど…なんでだろ…すっごい身に覚えがあるような…
そう、狩人に転生した時のお母さんのお腹のなかみたいな…
いやいやいやいやいやま、まさかネ…
…
いやいや、そんなはずないって!
大体普通の子は覚えてないでしょ…私普通じゃなかった…
それにしても…お母さんのお腹の中に似てるような…
はぁ…認めてやるよ!
お母さんのお腹のなかでいいよもう!
また転生するのか…今度こそ平和な世界で頼むよ…
めんどくさくない、平和で戦闘や戦争、争いのない世界…は無理だろうから、そんなことから無縁でいさせて!切実に!
中の水溶液?が外に流れ出すのを感じた
…ってちょっとまって!
逆子?!私逆子なの?!
難産なの?!お母さん苦しんでるよ?!
…いててっ!足引っ張らないで頭もげちゃう!
こうして私は無事(?)に生まれたのでした
「生まれてきてくれてありがとう」
黒髪で黒い瞳の綺麗なお母さんらしき人は
「あなた、この子のことを頼みまs…」
こうして息を引き取りました
命懸けで産んでくれてありがとう
お母さんと呼ぶことはできなかったけれど
あなたは間違いなく私の二人目の大切な母でした
あとがき
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タイトルに深い意味はありません
その場の思いつきです(笑)
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[mokuji]
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