死体とフラグ



冬休みになりました

いやー普通の部活と違って長期休みに部活がないのはいいね
兄さんはなんか強化合宿入ってるみたいだし
大変そうだな

プルルル

「え」

雲雀さん…?
なんでアドレスに登録されてるの?
こんなの絶対おかしいよ!

「…はい、もしもし」
『出るのが遅い』
「えと…はい、すみません どうされました?」
『実はね、死体の処理を頼みたいんだ』
「…お断りしm」
『君に拒否権はないよ』
だと思ったよ!
「…わかりました その人物の情報をください」
『…知らないな』
「…どうしてその人殺したんですか…」
『殺したの僕じゃないし』
「…はぁ…では死体をバラバラにして袋に詰めてください あとで引取りに行きます」
『わかった』
「ちゃんと指からバラして下さいね あ、胴体は傷つけないでください」
『どうして?』
「臓器は高く売れるんですよ」
『なるほど わかった 胴体は傷つけずに手足をバラバラにすればいいんだね』
「はい」

そこで電話が切れた
しばらくしてからまた電話がかかって来て、やっぱり処理はいらなくなったらしい
なんでも死んだふりだったそうだ
迷惑な人だな


瀬木にこの事を話したら
「…それフラグだよ…彼方がんばれ…」
と言われた…何故だ…?







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