黒子君の相談から数ヶ月か経った
一軍に昇格できたそうだ
おめでとう黒子君

黒子君は私に協力してくれるらしく
灰崎君と共に、メールで知らせてくれるようになった
いやぁ、ありがたいね
…さて、いつまで逃げ切れるかな…


「うわっ」
なに?!なにかに躓いた…

…人だ…人が倒れてる…
でも髪が紫だ…え、これフラグ?
…でも倒れてる人を放って置けるほど私は外道…ですがなにか

スルーだ、ここはスルーに限る

ガシッ

…えーっと、おい紫なぜ足を掴むんだ離してくれ

「…どうしましたか?」
「う…お腹…」
「え、腹痛ですか?」
「お腹…空きすぎて…動けない…」
「…よかったらどうぞ」

ええ、能力でお弁当だしましたよ
くそう私のお金が…

「…いいの?」
「どうぞ」
「ありがとうー!ムグムグえっとー…ムグムグ名前はー?」
「食べるか喋るかにしたらどうですか…古橋と言います」
「ふーん…ムグムグ これおいしーね どこでかったのー?」
「すいません、どこか覚えてないんです」
能力で出したからね
お店の名前までしていしてないよ…
「ふーん…」
「…では私はこれで失礼しますね」
「うん ありがとー助かったよー古ちん」
「やめてください あだ名だとは思いますがなんか下品です」
「えー?じゃあ橋ちん?…なんか微妙だなー」
「…古橋とでも呼んでください…」
「…古橋さんの下の名前はー?」
「えー…彼方といいます…」
「うーん じゃあかなちん?」
「はぁ…もうそれでいいです 今度こそ失礼します」



まさかこれから彼が
相談部部室に入り浸ることになるとは

あ、バスケ部員には絶対内緒って約束はちゃんとしましたよ











[ 19/41 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -