隕石



あれから灰崎君とメールのやり取りをしている
レギュラー陣に相談部だとバレてから
部活の休憩時間に訪ねて来るようになったらしい

何故らしいと曖昧な言い方をしているかと言うと
灰崎君にメールで報告をもらっている
てかなんで相談部だってバレたんだ…
相談にきた人にわざと名前を名乗っていないのに…
おかげで相談部には名前を名乗らない不思議な人がいると言う噂が流れたよ…
勿論その代わりに守秘義務は守ってるよ!
…多分瀬木だな…さすがの瀬木でも赤司様は怖いか…
うん、私も怖いと思う
今回は許すよ、瀬木



それにしても暇だなー
誰か相談来ないかなー

コンコン

お?
「どうぞ」

ガチャ
「失礼します」

…あれだ、黒バスのほうの主人公だ…

「…ようこそ相談部へ」
「相談したいことがありまして…」
確かまだレギュラー入りはしてなかったはずだ
ちなみに今は昼休みね
「守秘義務は守らせていただきます どんなことでもご相談下さい」
「…実はですね…」

相談内容はやっぱりバスケ関係だった
才能がないのでやめたほうがいいのか否か

「…差し出がましいとは思いますが、バスケを始めた理由はなんでしたか?才能があったからではないはずですよね?」
「…それは一体どう言う意味ですか」
「初心を忘れずに、ですよ 行き詰ったときは最初のきっかけ等を思い出すといいと思います」
「…僕は…バスケが楽しいから始めました」
「では今、何故才能で悩んでおられるのですか?これからのことは誰にもわからない これから才能が開花するかもしれない 人と違った何かがあるかもしれない」
「人と違った何か…」
「それに、もしかしたらレギュラー陣に隕石が落ちてあなたがレギュラーになるかもしれない」
「いや、それはどうかと…」
「でも100%ないとは言い切れない」
「…」
「いつ何があるかわかりません 今諦めるのは、私はもったいないと思います」
「…そうですね…ありがとうございます 自分の人とは違うなにかを見つけたいと思います」
「それでいいと思います」
キーンコーン
「あ、チャイムなりましたね、僕はこれで」
「はい…部活頑張ってっください」
「はい、頑張ります では」



頑張れ黒子君
陰ながら応援しているよ

隕石云々のは…ほら、確か原作であったよね?
つい使っちゃったよてへぺろ☆
すいません…








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