なんとか無事、お風呂という関門を抜け出したルーシィは安堵した。それでもやっぱり今は小さいとはいえ実際は年頃の異性とお風呂を共にしてしまったともいえるわけで…

「はだかのつきあい?」
「イヤァーー!!」

なんだかこっちが意識しているのが馬鹿らしく思えるほどナツは何も気にしていないみたいで、自分の常識が馬鹿らしくなってくる。

「ともかく、もう寝ましょ…」

もう今日は1日疲れた。でも小さな可愛いナツを見れてやっぱりちょっと嬉しい。元のナツよりも何倍も可愛らしいのだ。たしかに、元のナツもミラやエルザからしてみれば可愛らしい弟分なんだろうけれども。(自分も少し、たまに可愛らしいと思うことがあるからわかるけど)やっぱり、ナツには元に戻ってもらわなければ困る(ただしお風呂一緒に入ったなんて言ったらしばくと心にきめた)。
1日でちゃんと戻れるならば明日の夕方頃にはきっと元通りだろう。ミラから貰いうけた小さなパジャマをナツに着させて、最悪の想定にならないように祈り、小さなナツを抱きしめて、すぐさま深い眠りに落ちた。





























  朝起きた瞬間。目の前のしっかりとした体つきの元に戻った裸のナツを見て、ルーシィは絶叫した。











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当然おひれがついて噂はギルド中にひろがっちゃうんだよ、オイラしってる。

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