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※転生ネタ



毒虫。


可愛いこの子たちと一緒にそう言われた。
自分が特殊な趣向だということは流石に理解している。好きなものは好きなわけで、正直人間なんかよりも全然信用ができる。
同じクラスの級友達は真面目で頭が堅い者が多く、僕の趣向を受け入れてくれるやつはあまりいない。
他のクラスのことはまだよく知らないその当時、少しの寂しさと、幼いプライド。それらに支配されていた自分は、そのまま委員会に入ることになった。

有無を言わさず生物委員会に選ばれ、召集されるは飼育小屋。そこで僕が見たのは、タカを頭に乗せ、僕がジュンコとよくお話するようにタカと話をする2つ上の先輩だった。


「お!新一年かっ俺は竹谷八左ヱ門!こっちはタカのたかひこだ。」
「は、はじめまして。」
それが竹谷先輩との初めての出会いだった。














蛇女。


もっとも愛してる友達のジュンコと一緒に、私はそう言われた。蛇のジュンコは幼少期、どうにかして手に入れたペット。親も変人かて、私のことをほっておく金持ちだったから何も心配しなかった。世話役のじいやは心配したけど。
学校はお嬢様おぼっちゃまだらけだったから、私はつまらなくて、ついに意をけして転校することにした。大川学園という地方のへんぴなところにある学校に転校した。なんでもそこはあらゆる生物を飼育していて、そのための授業もあるらしい。私は生物がすきだ。人間以外の。

そしてそこの生物部に見学にいこうと思った。蛇を首にまいた私は変人が多いといわれているその学校でも浮いていたらしい。そんなことよりも私は生物部というのを探した。

何か予感がした。頭上を一匹の大きなタカが過ぎ去った。そしてその向こうには



















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毒虫を愛し毒虫に殺された自分は
毒虫よりも...
「新入部員か?俺は



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