2020年1月24日

これは私個人の意見であって、誰かに押し付けようだとか、人間すべてがそう生きるべきと思っているわけではないのだけど、自分の生活の中心にはつねに自分を置いておくべきだと思う。他者を中心にまわる世界で生きるほど、心は疲弊しすり減っていく。依存であれ愛情であれ、相手が拒絶してしまえば崩れる世界というのは、ひどく脆い。突然崩壊するかもしれない世界の中で、少なくとも私は生きていたくない。心はつねに、平静を保っているべきなのだ。自分自身のために。他者への信頼が皆無だと言えるかもしれない。相手はいつか私の前から消えるかもしれないのだから、期待などすべきではない、と。そんな言い方をすれば最初から終わることだけを考えているふうに聞こえるかもしれないけれど、もっと単純なことだ。相手は私自身ではないのだから、私の期待に一から百まで応えてくれる道理などない、と。