六周年質問企画
ライ「じゃあ、例えば黒だけになら染め直せるとしたら何色にする?」
明良「黄色やったから、したら赤か青」
嵐「……信号じゃねえか」
明良「お前、やっぱり親友だわ。そのツッコミ待ってた」
嵐「待たんでいい」
明良「ま、信号もいいけど面白そうだから。それだけ」
天狗「二つ目のは?」
明良「トリュフの中身な。つーか、この企画ホントにやったら面白そうじゃねえ?」
嵐「お前の答え次第じゃ猛抗議するからな」
明良「企画にならなくても、面白そうだから個人的にやってやらあ。中身なあ……お前何嫌いだっけ?」
嵐「そう聞かれて易々と答える馬鹿がいるか」
明良「何にしようかなー」
嵐「……あのな……」
アス「嬉しそうだね」
嵐「万年常春みたいな頭してやがるから」
ライ「それだけ聞くと、ものすごくのどかな人間に聞こえる」
明良「あ、決めた。これだ。昔の写真」
嵐「……」
アス「破壊力は抜群みたいだね。この反応を見ると」
天狗「写真って撮ったことないんだけど、そんなに強いの?」
明良「昔の写真はなー。写真写りが最強に悪いのは勿論、昔はこれがかっこいいと思ってた服だのポーズだのを今見ると、寒気がするんだぜ。幽霊、妖怪なんか目じゃねえや」
天狗「へー。このぼんくらが無言なのがいい証拠だね。でもさ、そもそもこいつ写真なんてあるの?」
明良「何でさ」
天狗「写真って人と一緒に写るもんでしょ。こいつ、昔から友達いないじゃん」
明良「甘い!遠足の時や修学旅行の時、否応なしに撮られる写真ってのがあるんだなー。しかも、自分が欲しくなくても卒業アルバムなんてものにどうしたって載るんだから、そこを探せばいいんだよ。あと、こいつん家のアルバムな。さすがにあるだろ」
嵐「悪巧みを口に出すのがお前の欠点だな。わかった、気をつけとく」
明良「あ」
天狗「馬鹿坊主……」
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