海が放置されて三十分程たった頃、Mが再びカメラの前に姿を現した。

「海の反応も、だいぶ鈍くなりました。そろそろ終了したいと思いますが、最後に海の射精ショーをご覧ください」

Mの言葉通り、海は時折体をひくつかせるだけで、目も虚ろだった。
散々刺激された体は赤くなり、特に双球はこれ以上ないくらいパンパンになって、解放の時を待ちわびている。
動かない海の体から全てのバイブを取り去ると、ペニスにがっちりとくい込んでいるリングに手を伸ばす。

「それでは、フィナーレに参りましょう」

そう言い終わると同時にリングを外し、ペニスを扱き射精を促した。

「……っっあ゛あ゛あぁぁぁっ!……ひっ、止まら…なっ……出て……るぅぅっ!!あ゛ーーーーーっ……」

やっとありつけた射精は、凄まじいものだった。
噴水のように精液が吹き出す様子はフィナーレの言葉に相応しく、それまで反応が無かった海も今日一番の反応を見せる。

「とっ、止まら……にゃ…いぃぃっ…ちんっ……壊れちゃっっ……ひぃっっっ!なんれ…、なんれ止まらにゃ…いのぉっっ!」

噴水のような射精はまだ終わらない。
大量の精液を撒き散らしながら海はイき続ける。
ここまで長時間の強烈な快楽責めはA・Iだからこそできるプレイだ。
普通の人間では途中で壊れてしまうだろう。
自分の思い通りに喘ぐ海を見て、Mは満足そうに笑っていた。

「……う………あ……」

ようやく海の射精が終わった頃には、海の体はもちろん、近くにいたMも精液にまみれていた。
Mはほとんど意識の無い海から拘束具を外すと、ゆっくりと抱きかかえカメラへ向かい、企画の終了を告げる。

「皆様。長い時間お付き合いいただきありがとうございました。この子も満足しているようです。今回はこれにて終了とさせていただきます。また機会がありましたら、宜しくお願い致します。本日はありがとうございました」

そう言い、深々と頭を下げる。
それからすぐに撮影の終了の合図があり、部屋は後片付けをするスタッフでざわつきはじめた。
Mは後処理を全てスタッフと家の使用人に任せると、海を抱えたまま寝室へと向かっていく。

「あんな物を見せられて直ぐには寝られん。海、まだまだお前には頑張ってもらわないとな。いい声で私を楽しませてくれよ」







その日の屋敷の寝室からは、数時間も嬌声が響き続けたという。
後日、遊玩堂と連絡を取ったMは公開プレイにハマったようで、海の大変な日々はまだまだ続きそうだーーーー。




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