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「…っ…う…」
服を全て脱がされたアルベルは薬の熱にのまれながらも、クリフを睨み続けていた。
「んな目で睨んだって怖くねぇよ。身体が熱いんだろ?素直になれって」
そう言うと、クリフはアルベルの下肢に手を伸ばす。
太股をさわさわと撫で回し、アルベルを煽っていく。
「やっ…んう…」
「強情だなぁ。ほら、唇噛むなよ」
唇を噛み声を殺していたアルベルの口を無理矢理開かせ、クリフは自分の指を突っ込んだ。
それと同時に、既に立上がり存在を主張しているアルベル自身にも指を絡める。
「うぁっ……触る…なっ!」
「素直になれよ。我慢はよくないぜ?」
「お…前の…んっ…せいだ…ろっ…」
アルベルは唯一自由な足をばたつかせ、抵抗する。
…が、それも長くは続かなかった。
「あ〜!ったく…もう容赦しねぇぞ!」
「え…やだっ…それは嫌だ!」
素直にならないアルベルに痺れを切らしたクリフは、再び薬の瓶をアルベルの鼻に向けた。
「あ…ん……」
「やっと大人しくなったな。ほら、手解いてやるからもう少し我慢してろよ」
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