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「行かざるを得ないだろ…」
「ほらほら、着ちゃって着ちゃって。時間無いんだから!」

ほぼ無理やりパーティーに行くことになったアルベルは、文句を言いながらも衣装に着替えていく。



「着替え終わった?…そうだ、パーティー終わったら最後までしてあげる。だから尻尾、少し我慢してね」
「別に俺はっ…」
「アルベルの考えてることくらいわかるよ。ほら、行こう」

フェイトはアルベルの手を取ると、パーティー会場へと向かう。
自分の心を見透かされたアルベルは顔を真っ赤にして俯き、フェイトについて行く。
秘部の異物が不快に感じるが、後の快楽を約束するものである事にアルベルは喜びを感じていた。

無理やり行くことになったパーティーも、少し楽しみになってくる。
露出の多い衣装も気にならなくなった。


パーティー会場はもうすぐそこ。
アルベルは高鳴る気持ちをおさえて、フェイトと共に会場へ向かう―――――。

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