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急所を握られたアルベルは痛みに声をあげる。
苦痛を訴えるアルベルだが、握られた自身は全く逆の反応をしていた。
それにフェイトが気付かないわけはなく、アルベルの耳元で意地悪く囁く。

「へぇ…アルベルって痛いのが好きなんだね。ほら、ココ…さっきより堅くなってる」
「違っ…俺はそんな……」
「じゃあコレは何?」
「…それは……んっ」

自身と秘部を同時に弄られる快感に、アルベルは耐えていた。
必死に耐えるアルベルを、フェイトは楽しげに見つめる。

「そろそろいいかな」
「…え……」

フェイトの言葉に合わせて、秘部から触手が抜けていった。
急な喪失感にアルベルは物足りなくなり、物欲しそうな視線をフェイトに送る。

「そんな顔しなくても大丈夫だよ。また入れてあげるから」
「やめっ…見えな……」

フェイトはポケットから布を取り出すと、アルベルの視界を閉ざした。
何をされるかわからない状態にされたアルベルは、不安に体を固くする。

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