……イヴェールさん…?」

「何だいローランサン、そんなに困惑して」

「いや、…今日すごい暑いから、さ。何でイヴェそんな元気…?」

「ははっ、嫌だな僕が暑さだけでダウンするわけないじゃないかだって名前が名前だから暑さなんて冬の寒さでいちころ。折角の休日だし、ベッドで一日伏せってサンと顔合わせない方が酷だろ」

「やっぱり性格壊れてきてね?!…つ、ツンデレはどこ置いてきた…?」

「ひどいな、サン。ツンがないデレで構成された僕は僕じゃないんだ」

「いつもと真逆な性格だったらおかしいって思うだろ、フツー!」

「…そうか」

「そっ、そうそう!」

「ありがとう、僕が心配でしかたないんだろう?ほらこの通り元気だ。何なら体温確かめてみるか?」

「心配じゃ、いや心配だけど!何か今日のイヴェール意志疎通むずか……っておい抱き着くなぁあ!!」

「体温測るにはくっつくのが一番?」

「くっつけるのは体じゃねー!!額だ額っ」

「思ってた通り、痩せてるなーお前。でも筋肉が…」

「ちょ、ぅあ、どどどこ撫でて」

「腰」

「体温はどうした!!」

「ん、ローランサン、良い匂いがする…」

「わ、わわ、くすぐった…っ」

「舐めたら甘いと思う?」

「ひゃあ!?ひ、人の首舐めんなよ…!」

「しょっぱい」

「当たり前!汗すごいんだから。ほらもう離せっ!!」

「いやだ。舐める」

「ゃ!っ、んぅ、やめ」

「汗くさ…」

「っならやめろ!おかしいだろ、ぁ、大体」

「嫌がってないくせに」

「…っやーめーろー!!」

「っと…あれ…?」

「ちょ、イヴェール?」

「何か…天井がぐるぐ、る」

「わっ!?たた倒れるならベッドにしろ!!」







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