脱「脱げ」 「ん?」 「とにかく脱げ」 「へ?」 「一気に脱ぐんじゃなくて、ゆっくり、少しずつ、肌をちらちら見せながらな」 「…、…??」 「額に手をあてなくても熱ないから。とりあえずさっさと脱ぎやがれ」 「え、え、熱ないとか言ってるけど、確にないけど、その発言は病気だぞイヴェールさん!」 「……なあ、ローランサン」 「?」 「最近、色気要素、少ない」 「…い、色気…?」 「だから、代表としてお前が今から脱ぐんだ。頑張れよ」 「…頑張れよ、じゃねー!んなもん無くたって別に困らないし!!」 「はぁ…。なら僕が脱ぐしかないか…」 「ちょ、!?」 「仕様がないだろ。この仕事、どっちかが脱げば報酬貰えるんだし」 「どんな仕事だよ!て、おおおおお願いだからそのボタンにかけた指を止めて下さい!!」 「サンは脱がないんだろ?」 「脱ぐ!脱ぐからその無駄に白い肌をよそへ晒すな…!」 「……」 「……何だよ」 「よそへ晒すな、っていうは、独占欲的なものと解釈して良いんだな?」 「どく…!?ちがっ、」 「あはは嬉しいよローランサン」 「……やっぱりお前熱あるんじゃねぇの!?」 orz イヴェールがただの暴走変態でしかない(^q^) しゅーかん少年跳躍、今週号の保健○の死神ネタ。アーっ\(^o^)/な病魔にとりつかれたロラサン。未読でネタばれNGな方はお戻りください。 大雑把な補足説明。アーっ\(^o^)/な病魔にかかると、何故か服を脱ぎたくてしょうがなくなるんだよ☆ 「……」 「……」 「……」 「おい」 「……ん?」 「聞きたくないけど、聞いたら負けな気がしてたけど、聞いて良いか」 「どーぞ」 「……何で、シャツ脱ぎ始めてんの?」 「前回イヴェが言ってたんじゃん。脱げ脱げって」 「嫌がってたくせに…いやあれは過ぎた話だろ!忘れろそして過去の話を蒸し返すな!」 「…理不尽な奴め」 「で。もう半分以上ボタン外れて脱げそうなんだけど。どういう心境の変化だ」 「んー…、何かさ、」 「うん」 「ちょっと、こう、」 「ああ」 「…むらむら?してきたみたいな?」 「……は?」 「脱ぎたくてしょうがない…。服着てる方が恥ずかしくなってきた」 「……は?!」 「イヴェ、下も脱いでいいk「それだけは思い留めろ全力で」…えー」 「不満そうな顔だな…ていうよりも、赤い…?熱あるのか本当に」 「ううん。元気。元気すぎて脱ぎたくてしょうがない?」 「発言がただの露出狂…!」 「…イヴェール…」 「な、な何。何でじりじり近づいて…」 「イヴェ」 「おい近い!近いからっ!」 「イヴェもさ、脱ご?」 「ちょ、早速バックルに手ぇかけんな!正気に戻れローランサン!」 「至って、まじめです」 「わ、おい、!?」 落ちはない!後悔もない!反省はしている!orz 内容前回の小話と被ってたのに、直前まで気付かなかったんだ…(^J^)/ |