一周年記念企画結果 | ナノ
6位
拓巳「助っ人がほしい…誰かきてくんねぇかな…」
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6位(5票):赤坂圭吾(生徒会顧問)
拓巳「6位おめでとうございます、赤坂先生」
赤坂「あ?俺が6位?一回しか登場してないのに」
拓巳「すごいですね、さすがです」
赤坂「なーにがすごいだよ、適当なこと言いやがって。思い出したりも話題に出たりさえもしねーんだから、読者の大半は忘れてるだろうに。お前だって不思議だろうが」
拓巳「いやそんなこと思ってませんよ」
赤坂「どうだか」
拓巳「そりゃ俺との仲は悪いかもしれないですけど、だからってそれが投票に関わるわけじゃないですし。先生が好きって言ってくださる読者様がいるってことなんだからそんな言い方は…」
赤坂「ま、そうだな。お前がいくら俺のこと嫌いでも関係ないわな」
拓巳「っ!誰も嫌ってなんか…!つーかあんただろうがっ」
赤坂「ん?俺が?」
拓巳「…っ、くそ…」
赤坂「………」
拓巳「………」
赤坂「…悪い、いじめすぎた(頭ポン)」
拓巳「っ!」
赤坂「わかったからそんな拗ねんな。もうちょい踏ん張ればなんとかしてやっから」
拓巳「は?あんたなに言って」
赤坂「投票してくれた奴らもありがとな。そのうち出番が回ってくるから、それまで浮気せずに待っててくれよ」
拓巳「ちょ、無視しないでくださいよ!」
赤坂「おら進むぞ」
拓巳「ちょっと!」
赤坂「なんだ、お題に答えるんだっけか?」
拓巳「………」
赤坂「なんだその目は。早く進行しろ司会」
拓巳「……ではお題いきます。6位はこちら」
6位:I拓巳へ一言
拓巳「………」
赤坂「………」
拓巳(このお題、よりによって赤坂先生じゃなくてもよかっただろうが…!)
赤坂「…まあ、とりあえず、お前の口調で?」
拓巳「そうでした。えっと、じゃあ俺に一言、お願いします」
赤坂「ああ。しかし一言ねぇ…」
拓巳「あ、ここは異空間なので、ネタバレじゃなければなんでも言って大丈夫です。忘れますし。あと、こんな所まで見にきてくださった読者様が見にきてよかったと思えるような一言がいいそうです」
赤坂「ったく、注文多いんだよ」
拓巳「すみません」
赤坂「は?お前じゃねぇだろ。うるせぇのはカンペだろ」
拓巳「いや、でも俺が一応司会というか、しきる人間なので」
赤坂「ちっ…お前、もっとお前らしく来いよ」
拓巳「はい?」
赤坂「あー…いやなんでもねぇ。結局真面目なのもお前らしいっちゃらしいか。つーか一言な…一言…」
拓巳「や、そんな難しく考えなくて大丈夫ですけど」
赤坂「そうだなー…あ、そうだ」
拓巳(篠崎に手を出すなとか宏紀を庇われたりしたら面倒くせぇな…)
赤坂「じゃあ一言言わせてもらうが」
拓巳「どうぞ」
赤坂「―――お前のやり方で、やればいいから」
拓巳「………は?」
赤坂「好きなようにやればいい。今はまだ、思うままに。まあ、お前に限らずみんな、な」
拓巳「え…?」
赤坂「っかしこれ忘れるのかー残念!ま、俺に言われなくともやるだろうしいいか」
拓巳「先生、それどういう、」
赤坂「どういう意味かは自分で考えろ。考えて、悩んで、四苦八苦しながら、それでも前に進め青少年!」
拓巳「それじゃあ、最後に一言お願いします」
赤坂「まーた一言かあ?」
拓巳「や、今度は俺宛じゃないので…!」
赤坂「んー、そうだな………俺に投票してくれてありがとう。初期に一度しか出てきてなかったのに6位なんかに食い込めて嬉しいよ。これからも、俺の出番を待ちつつこいつの奮闘を楽しんでくれ」
拓巳「今日は俺も、赤坂先生とお話しできてよかったです」
赤坂「なんだやけに素直だな。くくっ…ま、綺麗さっぱり忘れるだろうけどな」
拓巳「そうかもしれないですけど、それでも。本編でもあんたとこんな風に喋れるのを楽しみにしてますよ」
赤坂「果たしてそんな日が来るのかどうか…ま、俺も楽しかったぜ」
拓巳「思ってたよりも普通にしゃべれたな…さ、次だ次!」
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