一周年記念企画結果 | ナノ
9位(同票)
拓巳「こっからはお題つきか…ちゃんとまとまるのか?や、俺がまとめるのか…」
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9位(2票):仙波蓮(生徒会長親衛隊隊長)
篠崎瀬奈(転入生)
篠崎「え、うっそ…俺絶対嫌われると思ってたのに…!うわ、なんかすっごい嬉しいな、これ」
拓巳「ありがたいことに、宇宙人じゃない転入生良い!ってコメントもよくもらうよな」
篠崎「宇宙人?」
拓巳「あー…なんかよくしらんが、そういうのがいるらしい。アンチ王道?なんだとよ」
篠崎「へぇー…なんかそれは、知らなくても差し支えない情報っぽいですね」
拓巳「ん、そうだな。…それで?蓮はどうだ?」
仙波「はい、好いていただけていることは喜ばしいことですね…拓巳様の親衛隊の代表として、拓巳様の面子を潰すわけにもいきませんし」
拓巳「ったくお前は…んなこと言ってないで素直に喜べ。嬉しいんだろ?」
仙波「…そりゃあ、もちろん。何票だって、私を好いてくれる方がいるなんてとても嬉しいです。こうして拓巳様とお話する機会も増えますし、票を入れてくださった貴方には感謝ですね」
拓巳「だから純粋に喜べっつってんのに」
仙波「私の喜びは拓巳様なしではありえませんから」
拓巳「俺はどこぞの教祖様かなにかか…」
拓巳「さ、さっさとお題いくか」
篠崎「あ、俺たち同票だけど、どうするんすか?」
仙波「元々の選択肢の順番…つまり登場の順番にするみたいですね。ということは、君が10位で、私が9位かな」
拓巳「みたいだな。9位と10位のお題はこちら」
9位:D拓巳の長所
10位:F拓巳としたいこと
拓巳「あーじゃあ、まずは蓮から。なんだこれ、改めて俺の口調でお題を読むのか?…そんなことしてなにが楽しいんだ、つーか変わらねぇよ」
仙波(わくわく…)
拓巳「(超期待してる…)…あー、仕方ねぇ。なぁ蓮、俺の長所ってなんだ?」
仙波「…!!」
拓巳「……?」
仙波「………!!!」
拓巳「いやなんか言えよ!」
仙波「…はっ!いえ、その、拓巳様があまりにも素敵だったので思わず…!小首傾げてるのになんでそんなかっこいいのですか拓巳様…!!」
拓巳「ちょ、落ち着け!キャラ壊れてんぞ戻ってこい!」
仙波「…………!!………は、はい!もう大丈夫です!」
拓巳「(いったい今のどこにそんな身悶える要素があるんだよ!)…よし。それで?答えは?」
仙波「愚問ですね。拓巳様はすべてが素晴らしいです。欠点でさえも長所にしてしまえる方だから。…その中でも私は特に、ストイックで自分に厳しいのに案外情に脆いところがいとおしくて堪りません」
拓巳「んなことねぇよ」
仙波「ふふ、ご謙遜を。私は拓巳様のことを敬愛しています。こんなに素晴らしい方に、私は未だかつて会ったことがない。今の私にとって、拓巳様は私のすべてです。これからもずっと、そうでありたい。そして、いつか貴方のすべても私になることを願っています」
拓巳「お…お前な、」
仙波「なにか?(にっこり)」
拓巳「…いや、なんでもない。次いくか」
篠崎「こえー…あの人あんな優しそうな綺麗な顔してこえー…」
拓巳「な。怖いな」
篠崎「っす。お疲れさまです」
拓巳「…あぁ。よし、じゃあ篠崎の番だな。お題は俺としたいことだと」
篠崎「さっきやってた、会長の口調でってのはやってくれないんすか?」
拓巳「あ?これをどうやって俺の口調にすんだよ…あー、俺としたいことは?」
篠崎「確かに変化ほぼ0ですね」
拓巳「だから言ったろうが。で?なにかやりたいことがあるのか?一緒にやってやるとは限らないが特別に聞いてやるから言ってみろよ」
篠崎「お、それですよ。その言い方がまさに会長の口調って感じ」
拓巳「ちっ。口が悪くて悪かったな。いいからもうさっさと答えろ!」
篠崎「(確かにこれはからかいたくなる…)えっとなんでしたっけ、やりたいこと?うーん、いきなり言われても…ちょっと待ってくださいね」
拓巳「別にないならないで…は、ダメだとよ。カンペうるせぇな」
篠崎「そりゃ企画的になにも言わないのは許されないでしょ。あ、わかりました、会長とやりたいこと」
拓巳「ん?」
篠崎「今度一緒に護身術習いましょう」
拓巳「なんだいきなり…つーかお前はその必要ないんじゃねぇの?その心は?」
篠崎「だって色んな方面から話を聞く限り、会長すっごい危なそうですから。危機感もないし」
拓巳「は?」
篠崎「なんていうか、あんたってすごい執着されるタイプですよね。それがプラス方向の執着なのかマイナス方向のなのかは違いますけど…人を惹き付けすぎちゃうのかな。見てて危なっかしいです」
拓巳「…お前にそう言われるのは心外だな。今の言葉、そっくりそのまま返してやるよ」
篠崎(だからそういう余裕ぶっこいたふてぶてしい態度が色んなもんを煽ってやばいんだってのに…)
拓巳「お、篠崎にコメントがきてるみたいだな」
いい攻めになりそう
篠崎「攻めって男役のことだよな…?」
拓巳「へぇ。誰に対してなんだろうな」
篠崎「………(絶対あんただよ)」
拓巳「お前あんな天使みたいな顔してんのにな…攻め云々よりもそもそもそういう欲がなさそうだ」
篠崎「なんすかそれ。そりゃ、俺だって人間で男ですからね…そんなに信じられないならここで実演してみましょうか…?」
拓巳「お、それ面白い。じゃあ蓮を―――…」
篠崎「(ドン!)…あんたが相手に、決まってんでしょ?」
拓巳「!お前…」
篠崎「あんま舐めないでくださいよ。俺だって男なん、」
拓巳「お前意外と背ぇ高いんだな!すげぇ!」
篠崎「うわ!ちょ!なんなんすか!」
拓巳「いやなんか、目線が思ったよりも近くてだな…」
篠崎「高くはないけど低くもないですよ!70は、ないですけど!てか頭わしゃわしゃすんのやめろ!」
仙波(この人たちはなにしてるんだろうほんと…)
拓巳「…よし、じゃあ最後に一言ずつもらうぞ」
篠崎「一言っすか…。えーっと、てっきり嫌われてるものだと思ってたから想定外で嬉しいです。投票ありがとうございました」
拓巳「あっさりしてるな。ちなみに楽しかったか?」
篠崎「はい、会長と話せて楽しかったですよ」
拓巳「そうか、それはよかった。…あぁそれと、さっきの壁ドン、ちょっとドキッとしたぜ」
篠崎「は?」
拓巳「思わず茶化して逃げたくなるくらいには、な」
篠崎「ちょ、あ、ちょっと!?くっそ、言い逃げかよあの人…!」
拓巳「っは、アホ面してたなあいつ」
仙波「拓巳様は彼のことがお気に入りですね」
拓巳「あーまぁな、篠崎とか高科とかはなー、からかいたくなるっつーか絡みたくなるっつーか」
仙波「…なんだか妬けますね、羨ましいです」
拓巳「仙波蓮ともあろう男がなに言ってんだか。俺が充電できんのはお前だけだよ」
仙波「それはわかってますけど。でも羨ましいものは羨ましいです」
拓巳「はは、お前みたいな美人にそんなこと言ってもらえるなんて嬉しいねぇ。…そんじゃ、一言もらえるか?」
仙波「(歯牙にも掛けてないくせに…)はい。私に票を入れてくださった方々、本当にありがとうございました。これからも拓巳様をお支えするために日々精進して参りますので、今後ともよろしくお願い致します」
拓巳「あぁ、こちらこそよろしくな。頼りにしてる。…しかし相変わらず切り替え早ぇな」
仙波「ふふ、拓巳様にご迷惑をおかけできませんから。いつ如何なる時も気は抜けません」
拓巳「おいおいお前な…ありがたいというか後ろめたいぞ俺は」
仙波「それは光栄です」
拓巳「なにがだよ…」
拓巳「やっと終わったか…次もまためんどくさそうだな。…休憩しねぇ?」
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