一周年記念企画結果 | ナノ
11位(同票)
拓巳「次はまた…絡みにいくスタンスがわかんねぇ奴らだな…どうすっか」
>>
11位(1票):高瀬大毅(バスケ部エース)
高科玲(一匹狼)
拓巳「ようお二人さん、おめでとう」
高瀬「えっまじか…!」
高科「ふん」
高瀬「うわ、え、すっげえ嬉しいかも!ありがとうございます!」
拓巳「………え…?」
高科「あ?どうしたんだよ」
拓巳「あー、いや…そうか、高瀬は爽やかキャラなんだもんな…そうか…」
高科「なに言ってんだあんた」
拓巳「いや、俺には敵意剥き出しだったから忘れてたんだ…ちょっとびびっただけだから気にせず続けてくれ」
高科「は?」
高瀬「気にしなくていいって本人が言ってんだから放っといてやれよ。
…しっかし、俺もお前もまさか票が入るなんてびっくりじゃね?いやー嬉しいな」
高科「うるせぇ男だな…。だがまあ、正直俺も驚いてるぜ。投票期間の途中で出てきたからって駆け込みで参加はしたが、形だけになるかと思ってたからな…感謝してる」
高瀬「な!そうだよなー!瀬奈も喜んでくれっかな」
高科「は?なんであいつが喜ぶんだよ、どんだけ夢見てんだか…てめぇの頭は相変わらずお花畑だな」
高瀬「だって嬉しいことは共有したいだろ?ただでさえ嬉しいのに喜んでくれたらもっと嬉しくなるし」
高科「それはてめぇの理想であって現実ではねぇよ」
高瀬「またまた、高科はほんと冷めたいんだから」
高科「…付き合ってらんねぇ」
拓巳(俺はいったいここでなにをやってるんだろう)
高科「おい、あんたも司会ならフォローしろよ。あいつの相手を俺一人に投げるな」
拓巳「うん?あ、そうだな…二人はなんだ、仲がいいんだな。意外だ」
高科「はあ?仲良くなんかねぇよ、やめてくれ」
高瀬「そんな嫌そうな声ださなくてもいいだろ。クラスメートだし俺も高科も瀬奈の傍にいるからだから話す機会が多いんだよなー」
拓巳(高瀬のやつ…とことんこっち見ねぇな)
高科「なー、じゃねぇこっち見んな。最近は瀬奈で手一杯みたいだが、こいつは元々お節介だからな。わざわざ一人でいんのに空気も読まず絡んできやがって」
高瀬「でもなんだかんだ会話してくれるからお前は優しいよな」
高科「黙れ」
拓巳「…なんつーか、本当に仲良いんだな。羨ましい」
高科「だから違ぇって言ってんだろ!蒸し返すなアホ会長!」
拓巳「さて、最初の高の字が同じで非常に見にくい会話となったわけだが、お前らは王道学園という物語的にもペアというか好敵手というかなんというか、なんかまあそういうのだそうだが」
高科「雑すぎんだろ!カンペの意味がよくわかんねぇからって途中で諦めんな!」
拓巳「とりあえず二人セット?みたいなもんらしいな」
高科「知るかよ、こいつとペアなんか願い下げだ」
高瀬「俺は別に誰と特別仲良くしてるつもりもないから、その中では確かにお前とはよくしゃべるかもなぁ。もちろん瀬奈は例外だけど」
高科「俺は誰とも仲良くなんかしてねぇよ。瀬奈はまあ、危なっかしいから目が離せないだけだ」
高瀬「てかなんで逆に瀬奈にばっかあんな構うの?やっぱ好きなの?」
高科「ばっ!てめぇはなんでそう何も考えずに発言するんだよ…!だいたい俺はなぁ、」
拓巳「はいストップ。ネタバレは禁止だ。そこまででやめとけ」
高科「…ネタバレってほどのもんじゃねぇよ」
拓巳「とりあえず本編で出てきてないのはダメだ。だって俺知らねぇし」
高科「ちっ、めんどくせぇ」
高瀬「じゃあ後で俺にだけ教えてよ 」
高科「もっとめんどくせぇ。嫌に決まってんだろ」
拓巳「じゃあ最後に一言もらえるか」
高瀬「えーっと、正直俺は票もらえないだろうなと思ってたので本当に嬉しかったです、ありがとうございました!これから物語が進むにつれて出番もちょくちょくあると思うので!なんとなくでも楽しみにしてくれると嬉しいな、と」
拓巳「爽やかな人気者らしいコメントだな。それで?なんでお前は俺とはまともに目も合わさないんだ」
高瀬「え、だ、だって…!あんな口論してあんなこと言われたあとなのにこんなところで突然会話なんて、そんなことできるほど俺はそんな図太い神経していない!」
拓巳「なんだ、気にしてくれてたのか…へぇ」
高瀬「にっ、にやにやせんでください!うぅ、瀬奈に癒されたい…くそぅ…」
高科「まさか途中参加の俺にまで票を入れてもらえるとはな。誰だか知らねぇがありがとよ」
拓巳「ん?それだけか?」
高科「あ?他になにを言うことがあるんだよ。もう用はないだろ?帰るぜ」
拓巳「ほんっとお前は無愛想だな」
高科「はっ、あんたに言われたかねぇよ」
拓巳「まあ、お前みたいなタイプは個人的には好きだけどな」
高科「はあ!?」
拓巳「絡みやすいし」
高科「あ、あぁ、そーかよ。…つーか普通は俺は取っ付きにくい相手のトップに輝くような人間なんだけどな」
拓巳「そうか?弄りやすいし投げればちゃんと返ってくるから安心できるよ俺は」
高科「…あんたが特殊なだけだ」
拓巳「さてこっからが本番か…お題もさばいていくぜ」
←
|
back
|
→
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -