一周年記念企画結果 | ナノ
2位
拓巳「もうそろそろ疲れた…相手すんのも面倒だし帰っていいか…」
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2位(52票):峰岸暁斗(風紀委員長)
峰岸「おー、やっと出番か」
拓巳「はいはい。おめでとう、よかったな」
峰岸「なんだよつれねぇな、それだけかァ?」
拓巳「…お前のその粘着質っぽい感じどうにかならねぇの、面倒くせぇ」
峰岸「お前が俺だけ意識しすぎて逃げようとしなければこんなこと言わねェよ」
拓巳「だっれも逃げてなんかねぇだろ!誰が誰を意識してるって?あ?」
峰岸「お前が俺を意識しててお前が逃げてるって言ってんだろ、生徒会長サマよ」
拓巳「逃げて!ねぇだろ!てめぇなんざ意識もしてねぇよ面倒くさいってだけだ!」
峰岸「だったら大人しく司会進行すりゃいいだろうがよ。それができねぇんならいつかみたいに抱えてやってもいいんだぜ?あの時と違ってストッパーの駿太はいねぇがなァ」
拓巳「…ちっ、さっさと進めるぞ!」
峰岸「くくっ、イイ子だな」
瀬戸会長を落とすと吉ィ…
拓巳「げっ、なんだこりゃ…」
峰岸「ははっ、応援されちゃあ期待に応えないわけにはいかねぇなァ」
拓巳「いらねーよ!誰も期待なんかしてねぇから!」
峰岸「いーや、してるね。おらッ!」
拓巳「ちょっ、やめろ触んじゃねぇ!」
峰岸「あーうるせぇうるせぇ。んー……ちょっとは肉ついてきたか?」
拓巳「はなせアホ!このっ、んなとこ…っ!ちょ、やめっ……〜〜〜〜〜っ」
峰岸「お、わっ!」
拓巳「っざけんじゃねぇぞてめぇ!調子のんな!!」
峰岸「ははっ、腕から抜け出せるようになったなら、上出来じゃねェの」
拓巳「うっせぇよ!次!」
もっと熱くなれよ!
拓巳「ならんでいい!熱くなんてならんでいい!」
峰岸「読者は熱い俺をご所望だとよ」
拓巳「いらねぇから!今のままで十分だわ!」
峰岸「そうカッカするなよな…しかし、今の俺のままで十分だなんて、情熱的な告白してくれたなァ」
拓巳「ばっかすでに暑苦しいっつってんだ!ポジティブな意味じゃねぇよ!」
峰岸「…とまあ、冗談はさておき」
拓巳「あ?」
峰岸「安心しろよ、俺はもう十分熱いから。お前に駆り立てられて、お前のことが欲しくて堪らねェよ」
拓巳「な、おま…っ」
峰岸「お前以上に俺を熱くする奴なんざいねェ」
拓巳「おまっ、なんつーことを…!」
峰岸「なんだァ?どうせ忘れるんだろ?だったら言ったっていいだろうが。しかしその反応、脈ありか…?」
拓巳「っ!脈なんざねぇよ!」
峰岸「くくっ…ま、あってもなくても関係ねぇがなァ」
拓巳「お題!お題いくぞお題!とっとと終わらせる!」
2位:E拓巳の短所
拓巳「よし俺の短所を挙げまくれ!百年の恋も覚めるような短所を!さあ!」
峰岸「ちょ、落ち着けよお前……瀬戸の短所ねぇ?」
拓巳「な、なんだよ、ないとでも言って口説くつもりか!?」
峰岸「だからンな警戒すんなって…言ってること自分でわけわかんなくなってんだろ…。いや、でもお前の短所はいっぱいあると思うぜ」
拓巳「た、たとえばっ」
峰岸「そうだなァ…まずはなんでもかんでも自分で背負い込むところか?抱え込んで、苦しい思いして、それでもやりきっちまうところだな。知らされない身としては心配さえもさせてもらえねぇし…気づいたら全てお前が一人で耐え抜いてた時の虚無感、お前にゃわかんねぇんだろうなァ」
拓巳「なっ、」
峰岸「あとは身内に甘いとことかなァ。その信じずにはいられねぇところ、どうにかなんないのかね」
拓巳「んなこと、言われても…っ」
峰岸「ま、どれも無意識なんだろうし、そこもお前の魅力だから仕方ねぇんだが……だがまあ、時には人に頼ったり、非情になることも必要だってこった」
拓巳「う"っ…」
峰岸「特に前者な。お前の力になりてぇ奴はいっぱいいるんだ。そいつらの気持ちを無下にしないでやってやれよ、俺も含めてなァ」
拓巳「うう……善処、する」
拓巳「よしじゃあ最後に一言、な」
峰岸「沢山の票を俺に入れてくれて感謝してるぜ。これからも生徒会長と対となる風紀のトップとして、瀬戸と同じ目線で色々見てくつもりだ。こいつを孤高のトップになんざしてやらねェ。これからも色々あると思うが、瀬戸を応援してやってくれよ」
拓巳「…なんなんだよ、みんなして俺のこと応援て」
峰岸「みんなお前のことが心配なんだろ……いや違うな、お前のことが好きなんだよ。それぞれの視点で、それぞれみんなお前を想ってる」
拓巳「っお前、ほんと今日なんなの……聞いてるこっちが恥ずかしい」
峰岸「だから言ったろ、忘れるなら言っちまっていいだろってこった。それに忘れたとしてもどこかに残ってて俺を意識し始めたら儲けものだしなァ」
拓巳「あーもう勘弁してくれ…どうすりゃいいんだ…」
峰岸「くくっ…どうするもなにも、俺に愛されるのが一番簡単な解決方法だぜ?」
拓巳「ほんとやだ、今日のお前ほんとやだわ…」
拓巳「もう勘弁してくれ…最後いくぞ……」
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