学校関連50題 | ナノ

昼休み、教室窓際にて。グラウンドでは元気な子たちが駆け回っている。元気だ。元気なのはいいことだ。次の時間が体育なのか、みんな一様にジャージを着ている。白い指定Tシャツに短パンやら長ジャージやら。暑いからか上のジャージを着ている子はあんまりいない。一つに結われた髪が風に揺れる。走る度にゆさゆさ胸が震える。真っ白い脚がグラウンド上で際立って、さらにブラの色が若干透けて…あぁもうたまんない!ずっと眺めてたい!目の保養!ダサいジャージに感謝したくなるほど。
そんな風に窓から見えるジャージを着た天使とも呼べる少女たちの戯れにテンションをあげつつ、購買のパンを頬張っている一応女である私を含め、ダラけた5人。銀時が呟いた。その目は恐らく、私と同じ辺りを見ていると思われる。





「いきなり雨降って、きゃ、みたいにならねぇかな」
「あー、わかる。あと、ポニーテールの子のうなじでしょ、短パンから覗く脚でしょ。こう、撫で回したくなるよね」
「あっはっは、おまんは時々マニアックなおっさん臭いこと言いよるのー」
「は?こいつの頭の中は年中無休で万年発情期のおっさんだろ」
「違います、万年発情期のおっさんなんて惨めなもんじゃありません。銀時と一緒にしないでよ、まったく」
「なるほど、ポニーテールか……」
「あの、頷いてるとこ悪いけどお前がやったところでキモいだけだから。せいぜい馬の尻尾止まりだから。うなじの前にうっとおしいわ、切れ」
「ねぇ、高杉はどう思う?うなじいいよね」
「やっぱ、ブルマだろ」
「……そうだね」





みんなこうして大人になっていくんだと思います。 あれ、作文?






高杉は古典的だといい。というか体育要素が…


11.1017


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -