( 4/6 ) ―――――――……… 璢「まさか」 亜「ペアが」 璢亜「「璢/亜稀とはね。」」 運命なのかなんなのか私達は偶然にもくじでペアになった。まじで運命じゃないの? ところで私達が今警備しているのはお偉いさんがいる扉の前。近藤さんと土方さんは中でお偉いさんを警護している。 璢「しっかし今夜攘夷志士が現れる情報は本当かなァ?」 亜「本当じゃなかったら土方さん殴るから大丈夫。」 璢「そっか。大丈夫だね。」 シンッ 当たりが静まる。 亜「ねぇ、璢。聞きたいことあるんだけど。」 璢「奇遇ね。私も。」 チャキッ 璢亜「「璢/亜稀ってさァ」」 ザンッ 璢亜「「どれくらいの数斬れんの?」」 私と亜稀は目の前に来た攘夷志士を斬った。攘夷志士は横に転がる。 それを合図に、 ザザザッ ざっと見て100人はいるだろう攘夷志士が現れた。 亜「どうやって入ってきたの?」 「下に警備がついているのは知ってるわ。」 「万斉さんの手配で一気にこちらに参った。」 璢「万斉が、ね。」 懐かしい名前だわ。 「貴様らは生かしておくように命令された。しかし斬るなとは言われてはいない。」 チャキッ それぞれ攘夷志士達が腰にある刀を抜く。 「悪いが少々気絶してもらう。」 ガチャッ 私は刀を亜稀は刀を収め拳銃を取り出し構える。 亜「あんた馬鹿?」 アハハハ、笑い声が響く。 璢「私らが気絶とかするわけないじゃん。」 すぅ 呼吸を合わせる。 璢亜「「晋兄/高杉の野郎がなんだってんだァァァァアア!!」」 私達は攘夷志士に突っ込んでいく。 ワアアアア 攘夷志士は塊でこちらに突進してきた。それを私は刀で、亜稀は拳銃で倒していく。 |