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璢「で?任務ってなんだコノヤロー。」


土「いちいちむかつく奴だなコノヤロー。」


屯所についた私は顔パスで土方さんのところまで通させてもらった。


相変わらずイラつく奴だぜ。


土「お前絶対失礼なこと考えてただろ。」


璢「気のせいよ。自意識過剰か、重度の自意識過剰か。」


土「んだとこらァァァァアア!!


璢「きゃぁぁぁぁ。(棒読み)」


ドタドタドタ


私は土方コノヤローから逃げる。それを鬼の形相で追い掛けてくる。


実は結構この鬼ごっこ好き。だって土方の顔、超ウケるんだもん。


土「こん、の……ッ!!」


璢「うお!?」


あれ、今日の土方さん超足早くね?気のせいか?


いやいや待て待て。冷静にこんなこと考えてる暇あるか?とりあえず、


璢「ぎゃぁぁぁぁぁ!!


捕まったらやばい!


ドタドタドタ


次、右に曲がろうとした時だった。


ドンッ


璢「ぎゃっ!!」


?「はわっ!?」


誰かとぶつかってしまった。
 
 
璢「ごめん!!大丈夫?これ全部土方のせいだから!!じゃっ!」


私は再び逃げ出した。


?「あ、ちょ。おーい!」


呼び止める声を無視して。


土「ぜぇ、ぜぇ。あ、あの野郎……。いっつも、逃げ足、速ーな。」


?「あ、土方。」


土「あ゛?亜稀じゃねーか。つかさりげなく呼び捨てすんな。」


亜「うるさいです、さっさと副長の座を総悟に渡せやコラ。」


土「お前ェも喧嘩売ってんのかァァァ!!


亜「きゃぁぁぁぁ。(棒読み)ってかあの人誰?」


土「あ?お前ェあいつと会ったことねーか?」


亜「何回かはみたことあるけど会ったことはない。」


土「んだっけか?」


亜「…………今だ総悟!!


沖「ジャストタイミングでさァ亜稀!!」


ガチャ


総悟がバズーカを構え土方に向ける。


沖「ぐっない土方コノヤロォォォォォ!!」


土「て、てめーらァァァァアア!!」


ドガーン
 
 
 
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