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「おはようございます、姫路野隊長…。」


「ん゛ー。」


あれ?私、寝たんだよね?あの後ちゃんと寝たんだよね?おかしい。この隈の具合はかなりおかしい。


最近の私は総悟のことで悩みすぎて少し体調が悪いんだ。そうだ、きっと。


「おーう、凛華。


…………ってどうした。その隈。」


「私が聞きたいくらいですよ、土方コノヤロー。」


「なに?そんなに俺に介錯してほしいの?」


「あ゛ー、もう!!土方の馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ァァァァアア!!」


私はトシ兄の胸倉を掴み揺すった。トシ兄は頭が前後に行き来している。


じょ、上等だコラァァァァァ!!介錯してやるわァァァ!!


「ぎゃぁぁぁぁ!!ごめんなさいィィィ!!可愛い八つ当たりだから許してェェ!!」


鬼の形相で追い掛けてくるトシ兄から私は全力疾走で逃げ出した。


「今俺天使見えたからね!?可愛い八つ当たりで天使見えると思うかコラァァァァァ!!」


ドダドダドダ


「きききききっとトシ兄は天使様に迎えられたんだよ!!よかったねー!!」
 
 
「それ遠回しに死ねってか!?俺に死ねってかコノヤロー!!」


「ひゃわぁぁぁぁぁぁ!!」


さらにスピードを上げてきた鬼から逃げていると逃げている方向から総悟が歩いてくるのが見えた。


「総悟今だァァァァアア!!」


「お、やっと出番かィ。」


カチャ


どこから取り出したかわからないバズーカを構えた。


「ばいびー土方。」


「お前最近腹立つ挨拶するよな!!ってうぉぃ!!」


ドカァァァン


トシ兄は運よくそれを避けることが出来た。


「ギャァァァァァ!!」


代わりにトシ兄を追い掛けて後ろにいた山崎がいけにえとなった。


「ザッキー……!!この敵はいつか必ずっ!!」


「どう考えたってお前と総悟のせいだろ。」
 
 
 
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