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神「おばちゃーん。酢昆布おくれヨ。」


やっほー。みんなが待ちに待った歌舞伎町の女王、神楽アル。

私はいま酢昆布を買いに駄菓子屋に来たアルヨ。今日の朝冷蔵庫を覗いたら酢昆布がきれてたネ!!だからトイレットペーパーを買うついでに買いに来たネ。


「まいどー。」


んー!!やっぱり酢昆布は美味しいネ!世界一の酸っぱさアル。


がやがや


神「?」


なんか家の前が騒がしいアル。あっ、あいつらはたしかいつぞやのクソガキどもネ。


神「人んちの前で何やってるネ、クソガキども。エロ本でも落ちてたアルか?」


「ウワァァァ!酢昆布娘だァァ!!」


「逃げろォ!酸っぱい匂いがうつるぞ!!」


馬鹿にしながらクソガキどもは逃げていった。


フン。ガキは母ちゃんの乳でもしゃぶってな。


「ワン」


声がした方向を見てみると


「!」


白くて可愛らしい犬がいたネ。


「わぁっ」







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疲れた時は酸っぱいものを








 
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