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事件は悪い奴が起こすんじゃない はしゃきすぎた奴が起こすんだ

 
 
 
 
 
 
 
ドン ドン


ワイワイワイ


あちこちで子供の声や笑い声、食べ物を焼く音、匂いなどがする。


そんな中、私達真撰組は屋台とは掛け離れた場所に集まって配置を確認していた。


私は今回快援隊ならぬ助援隊として新たに私の隊を組織し、配置することに決めた。


隊士は実践力があまりない隊士達を集めたらしく形がまだできてない奴らばかりであった。


まあ、今夜限りだしね。


そんなこと思いながら土方コノヤローの配置の話を聞いていた。


私達助援隊の配置は将軍様から少し離れた場所。屋台の周りといった方がいいだろうか。


あそこなら木々や草があるので身を隠しやすい。そして何より実践力の少ない野郎共ばかりなのでその方が楽だと思い、土方コノヤローに提案した。


配置箇所につくまであと5分。


沖「ああぁぁぁ!!漏れるぅ!!」


土「オイ!!配置時間まであと5分だぞ!!厠ぐらい行っとけ!!」


沖「なら今行ってきまさァ。尿ためすぎてナニが爆発しそうなので。」


近「すぐ戻って来いよー。迷子にならないようになァ。」


沖「土方コノヤローじゃないんで大丈夫でィ。」


土「誰がだコノヤロー!!」


璢「……。サボったの気づかないなんて馬鹿な野郎よ。


土「なんか言ったか?」


璢「ううん。総悟、ナニ爆発しなければいいねって。」


近「女の子がナニとかいっちゃいけませんんん!!」


璢「うるさいな。ゴリラのくせに。」


近「あれ?前回はパパって言ってくれたよね?」


あ、そろそろ時間だ。


私は泣くゴリラを放っておき配置場所に移動した。
 
 
 
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