012
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「私は父さんのその笑顔のために戦う。」


あの日私はそう誓った。


しかし大切なものは父さんと過ごすことによって、


銀「おら、璢。置いてくぞ。」


桂「なにぼさっとしておるのだ。」


晋「歩けよ。ったく、行くぞ。」


坂「全く璢は能天気じゃき。」


増えていってしまった。


まさかこんなにも、こんなにも手放すことが怖くなるとは思わなかった。







012

後ろばっか見んな、前だけ見て進みゃーいんだよ








 
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