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バタバタと真撰組の人達は部屋を出ていった。


璢「幕府(バカ)がねェ…。」


とうとう幕府もそこまで堕ちたかと正直ショックだった。幕府には前から幻滅していたが更に幻滅度アップだ。


璢「ってか私、こんな話聞いててよかったのかな?」


土「いいわけねーだろ。」


ガラッと私が入っているタンスを開けた。


璢「きゃー。えっちー。」


土「やまかしィィィ!!なんでてめぇここにいるんだ?」


瞳孔ガン開きでこちらを睨んでくる。


璢「眼科行くことをオススメします。」


土「余計なお世話だ!!んなことはいいから早く質問に答えろ!」


私がここにいる目的。それはただひとつ。


璢「いやァ、実はね万事屋の依頼で一緒に歌舞伎町でかくれんぼしてくれって言うババアがいてさ、で結構名人なわけ。私負けず嫌いだからさ〜、さすがにここだったら見つかんないかな?みたいな。」


土「てめェ、真撰組なめてんのか?」


璢「なめてないよ。」


沖璢「「俺/私がなめてんは土方さんだけさァ/よ。」」


土「だからどうしてお前らはそこだけ綺麗に被るんだァァァァァ!!ってか総悟てめー警護はどうしたァァ!?」

沖璢「「土方さんを馬鹿にしてるから。」」


沖「それに俺ァ警護やってますぜィ。土方さんが姉さんを襲わないか。」


璢「えっ。土方さんそんな人だったの?幻滅したわ。」


土「よーし!!てめーら勝負だ!剣を抜けェェェェ!!」


璢「やってやんよ。」


シャキン


私は愛刀を抜いた。


とその時だった。


ガン


ガン


ガン



沖土璢「「「い゛っ!!」」」


頭がかち割れるぅぅぅぅ!


 
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