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銀「新八ィィィ!!てめっ、どーゆーつもりだ!離やがれっ!!」
ミシッと手首の骨の音が鳴る。
新「嫌だ!!一人で捕まるのは!!」
銀「俺のことは構わず行け…とか言えねーのかお前…。」
璢「神楽ちゃァァァァん!!手首がァァ!手首がポキッと逝っちゃう音がしたんですけどォォ!」
神「私に構わず逝って三人とも!」
新銀璢「「「ふざけんな!お前も道連れだ!!」」」
こうグズグズしている間に戌軍団が壊れた門の方からやってきた。
新「ぬわぁぁぁ!!ワン公一杯来たァァ!!」
神「ぬお!たくさん来たネ!!」
璢「か……神楽様一生のお願い!!興奮して手に力入れるのやめてェェェ!!まじ折れるぅぅ!」
ボキボキッ
璢「ぎぃやぁぁぁぁぁ!!」
ワアアアア
そんなやり取りお構いなしにワン公が私達に向かってやってくる。万事屋大ピンチだよォォ!?
すると門の近くに座っていたやつがボソリと呟いた。
?「…手間のかかる奴だ」
男はワン公の群れに走り出し、頭を土台にしながらこちらに向かってきた。
ワ「ゲウ゛!!」
ザゥッ
男が私達を捕まえていたワン公を踏み潰し、目の前に現れた。
?「逃げるぞ。銀時、璢。」
璢「あなたは…ッ!!小太兄!?」
銀「ヅラ小太郎か!?」
桂「ヅラじゃない桂だァァ!!」
ゴッ
銀「ぶふォ!!」
桂が銀兄を殴った。必殺アッパーカットで。
銀「てっ…てめっ久しぶりに会ったのにアッパーカットはないんじゃないの!?」
桂「そのニックネームで呼ぶのはやめろと何度も言ったはずだ!!」
璢「そうだよ、銀兄!!ヅラ兄も気にしてんだから言っちゃいけないの!」
桂「貴様も言ってるではないかー!!」
璢「はっ。つい。」
銀「つーかお前なんでこんな所に…」
ワッ
「「「「「!!」」」」」
桂「話は後だ、銀時!!行くぞ!!」
銀「チッ」
銀兄、新八、神楽、私、ヅラはワン公から逃れるために走って逃げた。
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