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蛇絡が攻撃した壁はへこんでいた。私は後ろから蛇絡の背中に剣を振り下ろす。しかし鞘で受け止められ、部下達がいるところまで吹っ飛ばされる。


部下達は武器を持ち、次々に襲ってきた。


璢「璢ちゃん、いっきまーす!!」


剣が風を斬る音がする。仕方ない。ひと暴れするかな。


バキッ


ドガッ


ガゴン



璢「弱いなァ。1分も経ってないんじゃない?」


はぁ、と溜息をつき蛇絡に向き直る。


蛇「嬢ちゃん、強いねェ。」


璢「どうも。次はあんた?」


サッと構える。


銀「オイ。いいからハム子連れて帰るぞ。」


そういうと銀兄はハム子を腕をとる。蛇絡は何も言わず見ている。


蛇「その豚望む通りのモン用意してやったのにギャーギャー騒がれてこっちも迷惑してんだ。」


どうやら戦いながら会話をしていたらしい。話が途中からになっていた。


銀「そーかい。バカ娘が迷惑かけて悪かったな。連れて帰って説教すらァ。」


キィと男子トイレのドアを開ける。そこにはたくさんの天人がいた。


銀「オイオイ。みんなで仲良く連れションですか…。便器足んねーよ...。」
 
 
璢「銀兄ィ!!あれ!」


目線には先程帰るように伝えた新八と神楽が連れていかれていた。


銀「新八!!神楽!!何…オイ!どーしたんだ!?」


璢「あんたらァァァ!!何したの!?」


新八と神楽の元へ駆け寄ろうとしたがたくさんの天人が邪魔をする。


蛇「お前目障りだよ…。」


しまったァァァ!!!


 
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