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銀「……で。こであってんだよな。」
神「うん。」
璢「…にしても立派な建物ー。いいなあ。家一個ぐらいくれやー。」
新「璢さん…。これ戌威星の大使館ですよ。たしか、戌威族っていったら地球に最初に来た天人ですよね。」
璢「うん。江戸城に大砲撃って無理矢理開国した人、いや戌か。」
銀「嫌なトコ来ちゃったなオイ」
門の前でぶつぶつと言っている時。
?「オイ。」
「「「「?」」」」
後ろを向くと体が戌なのに鎧を来て棒を持っている迫力あるやつが来た。
戌「こんな所で何やってんだ、てめーら。食われてーのか?ああ?」
新「いや…。僕ら届け物頼まれただけで」
戌の迫力に負けたせいか新八の顔は少し青かった(笑)
銀「オラ神楽。早く渡…」
神「ねぇ璢。戌をおびき寄せる時どうしたらいいヨロシ?」
璢「えっとね、エサを片手に持って………」
スパンッッ
銀兄が神楽とわたしを叩く。だが戌はお構いなしに話を続ける。
戌「届け物がくるなんて話きいてねーな。最近はただでさえ爆弾テロ警戒して厳戒体勢なんだ。帰れ。」
銀「ドッグフードかもしんねーぞ。もらっとけって。」
戌「そんなもん食うか。」
璢「あ」
パシっと弾け、荷物が屋敷の中に入った。そして地面についた瞬間。
ドカン
ガラ ガラ バラ バラ ガシャアン
「「「「…………………」」」」
銀「なんかよくわかんねーけど、するべきことはよくわかるよ。」
「「「「逃げろォォ!!」」」」
猛ダッシュでわたし達は屋敷を後にしようとした。
戌「待てェェテロリストォォ!!」
ガシッ
戌が新八の腕を掴む。
ガシッ
新八は銀兄の腕を掴む。
ガシッ
銀兄は神楽の腕を掴む。
ゴギッ
神楽はわたしの腕を掴んだ。
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