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沖「いやー奇遇ですねィ。」


大江戸女傑選手権大会を抜け出し階段のところで総悟と私達はいた。


沖「今日はオフでやることもねーし大好きな格闘技を見に来てたんでさァ。しかし旦那方も格闘技はお好きだったとは…。」


璢「いや好きじゃないけどね。」


沖「俺ァとくに女子格闘技が好きでしてねィ。女どもがみにくい表情でつかみ合ってるトコなんて爆笑もんでさァ。」


新「なんちゅーサディスティックな楽しみ方してんの!?


神「一生懸命やってる人を笑うなんて最低アル。勝負の邪魔するよーな奴は格闘技を見る資格はないネ。」


パン


私と銀兄は思いっきり神楽の頭を叩いた。


銀璢「「明らかに試合の邪魔してた奴が言うんじゃねーよ。」」


沖「それよりも旦那方、暇ならちょいと付き合いませんか?もっと面白い見せ物が見れるトコがあるんですがね〜。」


銀「面白い見せ物?」


沖「まァ付いてくらァわかりまさァ。」


なんだかよくわからないがとりあえず「面白い見せ物」というものが気になり、私達は総悟の後をついていった。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
―――――――………
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
総悟に案内されついていくが明らかに先程とは違う空気のところだった。


総悟は構わず奥へ奥へと進む。


銀「オイオイどこだよココ?悪の組織のアジトじゃねェのか?」


沖「アジトじゃねェよ旦那。裏世界の住人たちの社交場でさァ。」


璢「裏世界って。大丈夫なの?」


沖「大丈夫でさァ。目立った動きをしなければ。」


そう言った総悟の目は怪しく恐ろしかった。


沖「ここでは表の連中は決して目にすることができねェ、面白ェ見せ物が行われてんでさァ。」


ワァァァ


歓声が耳を貫く。
 
 
 
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