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ギャアアアァァ


遠くの方で銀兄と土方さんの悲鳴が聞こえた。逃げることに成功した私達は今倉庫にいる。


新「やられた。今度こそやられた。」


新八は頭を抱える。神楽はメソメソと泣きはじめた。


沖「しめたぜ。これで副長の座は俺のもんだィ。」


璢「総悟おめでとう。」


新「言ってる場合か!」


沖「オイ誰か明かり持ってねーかィ?あっ!蚊とり線香あった。」


璢「透明じゃないよ。ちゃんと実体あったよ。大丈夫かな銀兄。幽霊全般ダメだもんなアイツ。」


神「璢。銀ちゃん死んじゃったアルか?ねェ死んじゃったアルか?」


璢「ははは。どうかなー。」


すると総悟が思い出したかのように話しはじめた。蚊とり線香を片手に。


沖「実は前に土方さんを亡き者にするため外法で妖魔を呼びだそうとしたことがあったんでィ。ありゃあもしかしたらそん時の…。」


新「アンタどんだけ腹の中まっ黒なんですか!?」


璢「総悟の腹の中はねレントゲンで見るとすごく黒いことがわかるんだ。」


沖「照れまさァ。」


新「褒めてねーよ!!」


神「元凶は結局お前アルか!おのれ銀ちゃんの敵!」


そう言い神楽は総悟に襲い掛かる。総悟は神楽のほっぺをひっぱったり、神楽は総悟の髪を掴んだり。とにかくうるさい。


璢「せまいのにやめろよー。暑苦しいよコイツらァ。」


うがァァァァ


新「なんでお前ら会うといっつも…


ん?」


新八は何か違和感だったのか扉の方へ視線をうつす。
 
 
 
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