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近「う…あ…あ。赤い着物の女が…う…う、来る。こっちに来るよ。うぐっ!」


沖「近藤さ〜ん。しっかりしてくだせェ。いい年こいてみっともないですぜ。寝言なんざ。」


ここは打って変わって近藤さんの部屋。とりあえず近藤さんを布団に寝かせてるが、さっきから「赤い着物の女が…」と寝言がうざい。


銀「…これはアレだ。昔泣かした女の幻覚でも見たんだろ。」


土「近藤さんは女に泣かされても泣かしたことはねェ。」


総悟はいい加減鬱陶しくなったのか、近藤さんに技を決めていた。先程から首の骨の音がする。しかも近藤さん白目向いてるし。大丈夫なの?


銀「じゃあアレだ。オメーが昔泣かした女が嫌がらせしにきてんだ。


土「そんなタチの悪い女を相手にした覚えはねェ。」


璢「じゃあなんなのさ。」


土「しるか。ただこの屋敷に得体のしれねーもんがいるのは確かだ。」
 
 
 
 
 
 
 
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コンプレックスがデカイ奴は成す仕事もデカイ

 
 
 
 
 
 
 
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