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璢「おじちゃーん。タコ焼き3つぅ。」


「へいよ!!」


あとは焼きそばやらはし巻きやら買ったからそこら辺の隊士に運ばせようか。


私は出来立てほやほやの食べ物を近くにいる隊士に渡し届けるよう頼んだ。


さて、迷子?の総悟君探しだ。


璢「ったく。総悟のサボりはこっちにまで迷惑がかかるよ。」


ぶつぶつ文句を垂れながら私は人混みを歩いていく。


パン


「ぐぶっ」


「ヒゲもーらい」


パン


「ごえっ」


「上着ゲーッツ」


パン


「べほっ」


「乳首っったりィ!!」


私はその声がする方へ行った。そして焼きいかを食べている奴をひざかっくんする。


沖「うぉっ!?」


総悟は崩れる一歩手前でなんとかなった。


璢「総悟見つけた…。」


沖「なんでィ。璢か。」


神「あれ?璢ネ。」


新「あ、璢さん。」


そこにいたのは壊れたグラサンをかけている神楽と新八がいた。


璢「あれ?ふたりとも仕事は?」


神「もう終わったネ!!今は祭りで遊んでるヨ!!」


新「璢さんはまだ仕事ですか?」


璢「うん。祭りが終わるまで警護だよ。」


沖「へー。」


璢「総悟もでしょ!!ほら行くよ!!」


沖「えー。」


璢「子供みたいなこと言わない!!私だって遊びたいし!!」


沖「じゃあ遊べばいいじゃないですかィ。」


璢「真面目にしないと金がもらえないの!!」


総悟を連れ戻そうとした時だった。


パァン


夜空に大きな花が咲いた。


神「あ、始まったネ!!」


何故か、この花火が全ての始まりの合図に聞こえた。
 
 
 
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