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配置場所に行こうとした時、知った声が聞こえた。


銀「綿菓子ィィィ!!」


璢「あ、銀兄。」


しかし銀兄は工具を頭に投げられその場に倒れ込んだ。


私は駆け寄りしゃがんで声をかけた。


璢「生きてますかァ?」


銀「ん?この声璢か!?」


ガバッと顔を上げた銀兄。


璢「あったり!」


ニヒヒっと笑い立ち上がる。


銀「なんでお前ここにいるんだ?つかそれ真撰組隊服じゃね?」


璢「もう。朝言っただろーが天パ。」


銀「あれ?口調がキツく…」


璢「気のせい。今日私はこの祭りが終わるまで真撰組として警護するんだよ。」


銀「そうだったっけか?つーかなんで真撰組?」


璢「あんたが働かないからこうして私が働いてんの。真撰組人使い荒いけど結構コレがいいの。」


そういって2本の指で円をつくる私。


璢「そういう銀兄は何してんの?」


銀「ロボットの手伝いだよ。なんか一から手直ししてる。」


言われてみれば銀兄の頬に油がついてる。なんとも可愛らしい。


璢「フフッ。頑張ってね銀兄。」


ゴシゴシと銀兄の頬を擦り私は配置場所に移動した。
 
 
 
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