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璢「なるほど。若くて綺麗な女性の下着を盗み男共にバラまいていると…。」


土「オイどうしてそこを強調した!?自分がそうだと言いてーのか!?」


璢「まったく。若くて綺麗な女性ばかり狙うなんて悪質過ぎる!!」


土「二回やりやがったぞコイツ!!」


沖「ともかくそのふんどし仮面には真撰組も手を妬いてるんでさァ。」


土「無視か!?俺のことは無視か!?」


璢「じゃあさ!今晩罠を仕掛けようよ!!」


沖土「「罠ァ?」」


璢「うん。真撰組屯所にパンツぶら下げて待つの。ふんどし仮面絶対来るよ!!」


土「しかしなァ」


璢「お願い!!ふんどし仮面を捕まえてぐちゃぐちゃのどろどろにしてやりたいの!!」


土「おーい。本音が凄くグロいぞォ。」


璢「ね!!お願い!!」


沖「俺もその作戦賛成でさァ。」


土「なんでわざわざここで」



その時襖が勢いよく開いた。


近「いや。やろうトシ。」


土「こ、近藤さん!!」


璢「パパ!!」


近「娘よ!!」


ぎゅっと抱き合う私達。ゴリラ臭いけど我慢した私偉い!!


土「近藤さん。」


近「いや実はな、お妙さんの下着も盗まれたらしくてな。愛の狩人として下着を盗むことは許されないんだ!!」


土「ストーカーならいいのか、ストーカーなら。」


沖「土方さん。今の近藤さんに何言っても無駄でさァ。」


土「……ッチ。」


璢「じゃあそうと決まれば今日の晩、作戦を決行するぞ!」


「「「「おぉ!!」」」」


土「…………まじかよ。」


こうして私達はお妙さん+万事屋も加えて『ふんどし仮面撃退作戦』を決行した。
 
 
 
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