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「あ――――坂本さんじゃ!!」
「坂本さんが生きちょったぞォ!!」
わっ
快援隊の人達が私達の周りに集まってきた。
璢「がーぺぺ!!砂飲み込んだァァ!!」
銀「璢、それババアがするやつだぞ。ガァァベッ!!」
璢「銀兄もやってるじゃん!!しかも私よりもひでーし!!」
辰「おんしゃたちゃァいっつも無茶ばするのー。アッハッハッハッ!」
璢「無茶?無茶なんかしてないよ。」
銀「俺達ァ自分の赴くままに生きてんだよ。結果がこれだ。ぺぺ!!」
璢「まあたまには無茶過ぎるのもいいんじゃないの?ねぇ、辰馬兄。」
辰「よう言うき!!女子のくせしおって!!」
璢「何度言ったらわかるんだこのモジャ毛ェェ!!その言葉は大嫌いだっつーのォォ!!」
銀「本当、相変わらずだなァ。」
辰馬兄はサングラスをかけ直し私達に向き合った。
辰「……銀時、璢。わしゃ諦めんぞ!!」
何のことかは言葉にせずともわかった。
璢「うん。それでこそ辰馬兄だ。」
銀「じゃあ俺達は地球でのんびり釣りでもすっかァ。」
辰「アッハッハッハッー!!」
こうして私達は快援隊のおかげで無事地球に帰ることができた。
辰馬兄は仕事があるため、残念ながらさっさと宙へと飛び去ってしまった。
でも辰馬兄らしい。辰馬兄は宙にいる時が一番美しく、
キラーン
璢「あ、流れ星。」
銀「んあ?」
新「本当だ。たくさん流れていますね。」
神「綺麗ネ…!」
一番生き生きしていると思うから。 [ ← ] [ もどる ] [ → ] |
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