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辰「アッハッハッハッ!!わしがこんな所で死ぬかァァ!!」


ジャカ


触手に捕まっていた辰馬兄は懐から銃を取り出した。


辰「みんなァ逃げェェい!!」


ドン ドン ドン


そう言って触手に銃を放つ。捕まっていた乗員は助かったがまだ辰馬兄が助かっていない。


ゴゴゴゴゴゴ


「でっ出たァァァァァァ!!」


先程撃たれたせいか砂蟲が地上に現れた。かなり大きく興奮しているためか船を地中に引きずろうとしていた。


璢「ッチ!!」


今、私の舞蝶は検査で引っ掛かったためターミナルに置いてある。ここにあるのはただの刀。


私はそれを持ち走る。状況は既に大砲を撃っていて戦争化していた。


「砂蟲が土の中に逃げるぞォ!!」


「イカン!!坂本さんが……!!」


「坂本さんば救えェェ!!」


快援隊が再び大砲を放とうとした時だった。


ガキィン


大砲の先を何かが貫き通す。


銀「こんなモンぶちこむからビビって潜っちまったんだろーが。やっこさんが寝てたのを起こしたのは俺達だぜ。


大義を通す前にマナーを通せ、マナーを。


璢「銀兄…!!」


新「銀さん!オメーに言われたくねーよ!


銀「辰馬ァ。てめー星をすくうとかデケー事吐いてたくせにこれで終わりか!?」


銀兄は大砲の上をコツコツと歩く。銀兄まであともう少し!


銀「昔からテメーは口だけだ…。俺を見ろ、俺を。」


璢「私達はいつだって」


バッ


私と銀兄は辰馬兄が飲み込まれた所へ飛び込む。


銀璢「「自分の思った通り生きてっぞォォ!!」」


ザプン
 
 
 
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