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場所は打って変わってターミナル。ここへ宇宙へ行く船に乗れるらしい。


キンコーン


今は金属の類検査である。


銀「んだよ。金属の類なんてもってねーって。あ?もしかしてアレか?心のナイフとかにも反応すんのか?」


「ご迷惑おかけいたします。現在攘夷派によるテロが多発しておりますので。」


銀「テロね〜、あ゛っ!!スイマセン。股に二つ金属ついてんの忘れてました。」


「お客様だまってねーと殴りますよ。」


新「宇宙から見た地球はキレイなんでしょうね、璢さ」


璢「あ゛ぁ?」


新「え?なんでそんなに不機嫌なんですか?え、え?」


璢「だって刀がさ、金属反応しちゃって!没収だよ没収!!これを機嫌を悪くしないってのがおかいしよ。」


新「まあまあ。その分宇宙旅行を楽しみましょう。」


璢「仕方ないからなァ。」


ここばかりは諦めないと。


璢「あれ?神楽、定春連れてきたの?ダメじゃん。ここペット禁止じゃなかったっけ?」


新「そうなんですか!?僕、神楽ちゃん止めにいってきます!!荷物お願いしますね!!」


そう言って神楽のところへ行ってしまった。


元気だなー、若造よ。


銀「おいおい。フライトはまだかよォ。」


璢「あ、銀兄。検査終わったの?」


銀「あっちこっち触られてよォ。なに?誘ってんの?みたいな。」


璢「はいはい。よろしゅうござんしたね。」


銀「あれ?璢冷たくない?銀さんに対してこの頃冷たくない?」


璢「気のせいだよ。というかさっきのこと言われたら誰でもそういう反応するよ。」


全く、下ネタ全開天パが。


ピンポンパンポーン


『お客様にご案内致します。14:07発宇宙への旅のお客様、壱番乗り場までお越し下さいませ。』


璢「……だってさ。行こう!」


銀「おぅ。」
 
 
 
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