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神「新八ィ。後は任せたネ。」


新「え!?ちょっ神楽ちゃん!!」


そしてカチャッとお馴染み傘の銃を構える。


神「さっさと降りるヨロシ!!ハム子ォォォォォ!!」


ドガガガガガッ


「「「「ぎゃあああああ!!」」」」


神楽は予想していた通り銃を乱射してきた。


璢「ちょ、神楽待ってェェェ!!私達にも当たるからァァ!!」


銀「出たァァ!!お前らが暴れるからケツからなんか出たぞコレ!新八ィ!!見てくれコレ!なんか出てない?俺?」


新「知るかっつーの!あぁダメだァァ!!」


璢「え?なにがダ、メェ?」


ドシャァァ


ひとりではふたり+豚二匹を支えるのは無理だったのか私達は落ちてしまった。


新「銀さん!璢さん!ヤバイ早く逃げて!!」


璢「!!」


周りを見れば騒ぎを駆け付けたのか、先程よりも敵の数は増えていた。


そして襲い掛かって来る。


璢「ハハッ!!戦血が騒ぐよ!!」


剣を抜きひとまとめに斬り上げた。


「ぐぁぁぁぁぁ!!」


血は出てるけど致命傷までは至らない。本当は殺りたいけど今回はそうもいかないかな、と思いまして。
 
 
銀「ケッ。結局俺達ァこいつが一番向いているらしーいな。」


璢「私もそう思うな。全身がうずうずして、堪らないよ。」


カチャッ


もうひとつの剣を抜き構える。そう、今回初めて見せる二刀流だ。


銀「ついてこい、てめーら。強行突破だァァ!!


ドカッ


バキャッ


銀「オラどけどけどけェェ!!」


璢「こんだけしか力ないんかァァァ!!」


私や銀兄は次々来る敵を打ちのめしていく。


ハ「アンタやればできるじゃん!!ヤベッ惚れそっ!」


銀「いやホントにヤベーから止めて!それよりコレ何!?どーゆこと!?たかがチンピラ一人の送別会にしちゃエライ豪勢じゃねーか!?」


璢「それにどーにもキナ臭いよその陰毛頭!」


ハ「なに?太助がよからぬことでもやってるって言うワケ?」


太「ふざけんな!俺は公子と一緒にまっとうに生きていくと決めたんだ!もうあんな白い粉とは一切関わらねェ!!それから俺は陰毛頭じゃねェ!コレはオシャレカツラだ!なめんなよ!!」


そう言ってオシャレカツラをとる。頭の上には白い粉があった。


璢「………オーイ。」


銀「モノ隠したのどこかくらい自分で覚えておこーや。」
 
 
白い粉を見た瞬間、天人達は『転生郷だ!』と口々に叫び今以上に襲い掛かって来る。


璢「転生郷っ…!!まだ地球にあったのか!!」


銀「完全には無くならねーよ!こうやって金取引する汚い奴らがいる限り、なァ!!」
 
 
 
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