017
( 4 / 7 ) 神「新八ィ。後は任せたネ。」
新「え!?ちょっ神楽ちゃん!!」
そしてカチャッとお馴染み傘の銃を構える。
神「さっさと降りるヨロシ!!ハム子ォォォォォ!!」
ドガガガガガッ
「「「「ぎゃあああああ!!」」」」
神楽は予想していた通り銃を乱射してきた。
璢「ちょ、神楽待ってェェェ!!私達にも当たるからァァ!!」
銀「出たァァ!!お前らが暴れるからケツからなんか出たぞコレ!新八ィ!!見てくれコレ!なんか出てない?俺?」
新「知るかっつーの!あぁダメだァァ!!」
璢「え?なにがダ、メェ?」
ドシャァァ
ひとりではふたり+豚二匹を支えるのは無理だったのか私達は落ちてしまった。
新「銀さん!璢さん!ヤバイ早く逃げて!!」
璢「!!」
周りを見れば騒ぎを駆け付けたのか、先程よりも敵の数は増えていた。
そして襲い掛かって来る。
璢「ハハッ!!戦血が騒ぐよ!!」
剣を抜きひとまとめに斬り上げた。
「ぐぁぁぁぁぁ!!」
血は出てるけど致命傷までは至らない。本当は殺りたいけど今回はそうもいかないかな、と思いまして。 銀「ケッ。結局俺達ァこいつが一番向いているらしーいな。」
璢「私もそう思うな。全身がうずうずして、堪らないよ。」
カチャッ
もうひとつの剣を抜き構える。そう、今回初めて見せる二刀流だ。
銀「ついてこい、てめーら。強行突破だァァ!!」
ドカッ
バキャッ
銀「オラどけどけどけェェ!!」
璢「こんだけしか力ないんかァァァ!!」
私や銀兄は次々来る敵を打ちのめしていく。
ハ「アンタやればできるじゃん!!ヤベッ惚れそっ!」
銀「いやホントにヤベーから止めて!それよりコレ何!?どーゆこと!?たかがチンピラ一人の送別会にしちゃエライ豪勢じゃねーか!?」
璢「それにどーにもキナ臭いよその陰毛頭!」
ハ「なに?太助がよからぬことでもやってるって言うワケ?」
太「ふざけんな!俺は公子と一緒にまっとうに生きていくと決めたんだ!もうあんな白い粉とは一切関わらねェ!!それから俺は陰毛頭じゃねェ!コレはオシャレカツラだ!なめんなよ!!」
そう言ってオシャレカツラをとる。頭の上には白い粉があった。
璢「………オーイ。」
銀「モノ隠したのどこかくらい自分で覚えておこーや。」 白い粉を見た瞬間、天人達は『転生郷だ!』と口々に叫び今以上に襲い掛かって来る。
璢「転生郷っ…!!まだ地球にあったのか!!」
銀「完全には無くならねーよ!こうやって金取引する汚い奴らがいる限り、なァ!!」 [ ← ] [ もどる ] [ → ] |
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